新型コロナウィルスが収束の願いも虚しく爆発的に広がりをみせ始める。町田市のこの週の感染判明者が424名だったが3周間後は2794名となって、身近な人も感染したと聞くようになった。専ら鶴見川沿いから薬師池公園への写真散歩の日々が続く。
建国記念日の休日、立春は過ぎてまだまだ寒い日が続くが陽射しが力強くなって確実に春の気配を感じる。朝8時過ぎに家を出ていつものように鶴見川、薬師池のコースで多くの野鳥とであった。
西暦で2が6個並ぶ日。2月19日から始まった「梅まつり」。蕾がだいぶ膨らんでよく探すと数輪咲いている白梅もある。紅梅も開き始めた。薬師池公園のホームページによると今年は梅の開花が例年より一週間ほど遅いらしい。3月始めが見頃という。
ようやく厳しい寒さもなりを潜めて本格的な春がやって来た。この時期薬師池公園蓮田に5本ほど植えられている熱海寒桜が咲き出す。桜としては鮮やかな桃色で沢山の野鳥がやってくる。それを目当てに大勢のカメラマンも。カワセミは桜にはやってこないが蓮田の上池に姿を現す。
東京でソメイヨシノの開花宣言があったのが3月20日。町田市恩田川には400本といわれるソメイヨシノの桜並木がある。
川面に垂れ下がる桜から花びらが散って水面を流れる頃を狙った。対岸の枯れ木にカワセミがいたので、桜の枝に留まってくれないかと10分ほど粘ったが思いが届かなかった。
この夏は昨年に続いて薬師池公園の大賀ハスがきれいに咲いた。蓮田近くの大木のツミの巣に4羽の雛が孵った。カイツブリも今年2度めの雛が孵り、蓮田にはカルガモの親子が見物客の人気になっていた。カワセミは単独で寂しげに思えた。
8月になり酷暑厳しく元気なのが百日紅の花。蓮池近くで初めて出会ったタマムシとコジュケイ。
8月も残り少なくなった頃行くたびに大賀ハスも見頃が終わりと思うがまだつぼみも見える。蓮の葉の背丈がずいぶん伸び来年に期待できそう。
いつも同じ場所を縄張りにしているオスのカワセミがいた。カワセミは自分の縄張りを主張するため「ピピー」と鳴き声を発しながら飛んでくる。今年はパートナーとの出会いがなかったかと思うが、春頃は見かけなかったので他で子育てをしたのかもしれない。