3ヶ月ぶりの碁会

3ヶ月ぶりの碁会

2020/06/21

長年継続してきたほとんどがOBで構成されている会社囲碁部の月に一度の碁会が新型コロナウイルスのため、3ヶ月間中断していたが、6月19日に東京アラートが全面解除されたこともあり2020年6月21日に第146回目の開催となった。中断している間kgsでのネット対局をしたが、碁盤に石を打った時の板の感覚や碁笥に手を突っ込むリズムが懐かしい。

東京アラート発令中のレインボーブリッジ

私自身も電車に乗ったのも3月22日以来となった。会場となった向ケ丘遊園の碁会所は最寄り駅から15分程で近い。久し振りの電車は空いており十分にソーシャルデスタンスを保っている。

囲碁も娯楽遊戯の範疇で確かに客からみれぱ不要不急であるが、それを生業としている者にとっての営業は死活問題である。

2020年6月21日現在の東京の新型コロナウイルスの状況は感染者数5,783人、死亡320人となっており、自分が感染する確率はきわめて低いと思えるが万が一感染しクラスター感染に関連することになれば周囲の人にも大変な迷惑をかける。

以前は年代別死亡者の割合など公表していたが、最近は見当たらない。若い人は感染しても無症状や死亡する確率が極めて低いなど風評が立つことを警戒しているものと思う。高齢者ほど死亡率が高いのは容易に想像される。

有効な薬やワクチンが一般人でも使えるようになるにはまだまだ長い月日が必要になるという。このまま自宅に閉じこもる分けにもいかないので、stay homeからコロナと共存していくという覚悟を含んだwithコロナという言葉を聞くようになった。気の早い識者はafterコロナを論じている。

碁会の参加者は15名となって全員マスクをして、席も密にならないように配慮しての対局となった。最初は自分の対局が終わっても少し離れた位置から他の対局を見ていたが4回戦ぐらいには結構近くでの観戦となった。

成績はいまいちだったが、碁会所に出掛けて久し振りに囲碁友と語り帰宅して心地よい疲労感でよく眠れた。

碁会所も感染防止策を呼び掛けている。

間隔を開けての対局

幹事がフェイスシールドを準備してくれたが、私は遠慮した。マスクだけでもうっとおしい。


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