戻る

ふるさと祭り東京2016

2016/01/14

毎年この時期秋田から、東京ドームで開催される「ふるさと祭り東京」に関する情報が送られてくる。今年のキャッチフレーズは「祭食兼備」とされており、祭りもメインテーマとしている。 野球場のホーム・ベース付近のお祭りひろばは、センター方向のふるさとステージとともに各地の祭りが披露される。

このイベントは、全国的に知られている「祭り」と地元で名の通った「食べ物」を、東京で一堂に体験できるとして定着しており、第1回は2009年1月に開催された。今回で8回目の開催となる。東京で体験して現地で接したいと思う人も少なくない。懐かしいふるさとの祭りと子供の頃に慣れ親しんだ味があると思えば、昔はなかったがふるさとを離れてから創られたものもある。最近外国人の観光客が増えたが、日本人としても日本再発見のきっかけともなる。2015年の入場者数は42万人という。

昨年末頃からテレビなどでも宣伝されており、2011年1月11日2012年1月13日 に続いて4年ぶりに行ってみることとなり今回で3回目となった。

今年は秋田の祭りとして竿燈と西馬音内盆踊りが出場する。

事前情報によると「天空の不夜城」と言われる高さ24.1メートル秋田県能代市の城郭型灯籠が展示されているのも見たかった。昔秋田に居た頃は聞いたことがなかったので調べて見ると、江戸時代天保の文献にあった、能代の「役七夕」で名古屋城を模した17.6メートルの灯籠を朝まで引きまわした、ことに由来し平成25年に復活した、とのこと。

朝10時過ぎ東京ドームに入場するとひときわ高い灯籠が目に付いた。高さと豪華さにおいては青森ねぶたが小さく見える。

続々と観客が入場し以前より多い様な気がする。一通り各ブースを廻ってから、限定50という北海道の蟹寿司を買って観客席に陣取り、混まない内に腹ごしらえをし、12時30からの秋田竿燈祭りを待った。隣の席に座った50代と20代の母娘とおぼしき二人連れの娘の方が「秋田のサオトウ祭りってどんなだろうね」と母親と話していたのでカントウですよと教えてあげた。秋田の竿燈を知らない人もまだまだいる。

穂積秋田市長と秋田美人の観光レディが秋田の竿燈を紹介したあと実演。今年の竿燈は7本出ていた。

再び各ブースの出展を見てから観客席に戻り14時20分からの西馬音内盆踊りを見物。これまで東京での各イベントで少人数の踊りは見たことがあったがこれほどたくさんの踊り手は初めて。会場の照明を落とし、ヒラリヒラリとしなやかな手指の動きが影を移す演出も見事。盆踊りとして不揃いなのが珍しい。

見物の一人が「今日は秋田が多いね」と聞こえたように、能代の灯籠、秋田竿燈と西馬音内盆踊りと、秋田の民族伝統を知って貰うのに立派に役割を果たしたのではないか。

能代七夕「天空の不夜城」

前2回は秋田の比内地鶏の親子丼や横手の焼きそばなどを食べたので今回は北海道の海鮮にした。

デパートの北海道展で行列ができる北海工房の海鮮弁当 2,200円

夕張ソフトクリーム400円

ふるさとステージ・青森県今別町郷土芸能「荒馬祭り」

秋田県関連

横手の焼きそばは毎回食べている

角館のお土産店

西馬音内盆踊りで知られている羽後町の「若がえりまんじゅう」は沖縄の黒砂糖と吉野葛を使用

今のいぶりがっこは美味しくなった。

故郷大仙市の「大曲カレー旨麺」は食べたことがなかったが、腹いっぱいだったので今回はスルー。

「ちょいのせ市場」。あきたこまち「極」のどんぶり飯を200円で買い牛肉、海鮮、いぶりがっこ&チーズ揚げなど思い思いのトッピングを楽しむ。

東京など

江戸の伝統工芸品・凧のミニチュア縁起物

堺の刃物。外国人が熱心に質問していた

有田焼はカラフル

長野県松本市のプリン専門店

2007年NHKの朝ドラ「ちりとてちん」の舞台となた小浜市の塗り箸

2016年のおみやげグランプリは広島虎屋本舗の「てまり寿司」

てまり寿司(買わなかった)

土産に買ったのは山梨県笛吹市にある信玄餅の桔梗屋製「桔梗信玄プリン」。2015年おみやげグランプリフード・ドリンク部門グランプリ受賞

山形県天童市の縁起駒。馬の字を左右逆に書いた左馬の裏に誕生日が彫ってある

日光金谷ホテルのベーカリー

観客席へ移動

観客席で秋田の竿燈を待つ

秋田美人の観光レディが竿燈の紹介

8月の秋田の竿燈まつりを紹介

穂積秋田市長が「竿燈に来て下さい」

お囃子

下から竿を継ぎ足しゆらゆらとしなってくる

ふれあいタイム

北海道関連エリアは別格の広さと人気。北海道新幹線の開通を機会に旅行客を呼び込もうとしている

ブロックで作った北海道新幹線ジオラマ

たらば蟹と毛ガニ

西馬音内盆踊り

戻る