町田市立野津田公園は陸上競技場、テニスコート、野球グランド、サッカーなどができる多目的広場、北側にはばら広場がある総合公園。
陸上競技場は地元のJ2サッカーチーム町田ゼルビアのホームグランドになっている。町田ゼルビアがJ1に昇格するための必要条件とされる1万5千席など大規模工事が今年完成する。2020年の成績はJ2の22チーム中19位と芳しくなかったようだ。
町田市は2019年10月、市立陸上競技場のネーミングライツ契約を相模原市の物流会社ギオンと締結し「町田GIONスタジアム」とした。契約額は年間1,700万円、契約期間は来年1月1日~2026年12月31日の7年間。
ばら広場には380種、約840株のバラが植えられているがここをテニスコートに変わるため、ばらは移設されることになった。ばら広場の移設について知ったのは大夫前だが、市民からの反対などもあって遅れ、今年2月から作業が始まるらしい。
正確なことは不明だが、2013年にばら広場は無くして広いテニスコートを作る計画だったらしいが、長年世話をしてきた町田ばら会など市民からの請願があって移設になったらしい。今でも移設反対の声が聞こえるが、いまとなっては前向きに考えて、新しいばら広場は年間10万人近い(2019年)人が訪れるサッカー場の入り口に近く多くの人の目に付きやすい。町田市の名所としてこれまで以上に親しまれることを望む。
町田ばら会サイト
ばら広場の詳細情報が公開されていた。これをみると移植されるばらと新しく植えられる種類も相当多い。
ばら広場工事詳細 : 2021/01/09現在 (pdf)
先日、撮りためた写真の整理をして2020年5月に撮ったばら広場の写真でスライドを作ったことから他の用事の帰りに寄り道して、その後の移設の様子を窺って来た。