12月2日囲碁サロン向ケ丘遊園にて 向ケ丘遊園最強位決定戦・解説会が開催され、記録のため動画撮影を申し出た。
宮島氏は神奈川県でも名の通ったアマ強豪、挑戦する徳田氏は私が所属する囲碁部Aクラス上位者。
白:宮島、黒:徳田 定先 - 白132手(六13) 中押し勝ち
以下囲碁AI Leela Zeroで棋譜を読み込み検討。(参考: Leela Zero)
左の勝率グラフが変化した場面に戻りながらLeela Zeroの評価や次の一手の候補など調べた。私のpcのスペックでも関三段の解説した手とよく一致する。
最終図。左のグラフは勝率。下に触れると白有利。何故か1手目から4%ほど白有利になる。他の棋譜でもそうなる。
左上白38に対してLeela Zeroの候補手は5線のおさえだったが実戦は右辺に打った。右辺もいいところの評価。
下辺黒47では上辺星の右側の4線にオオゲイマがLeela Zeroの候補手。
少しづつ黒の評価が下がっていたが、右下白66、黒2目にツケ。この手は-14.2%の評価。ここでもLeela Zeroは黒の次の一手は上辺としている。
下辺黒73は-31.2%の評価、Leela Zeroは2子を伸びる手を候補としたが白に打たれた。ここから黒の評価は下がったままで挽回のチャンスを逸したようだ。右辺3線のアタリを手抜きすれば黒2子は逃げられるが、結果的に白は中央が厚くなり上辺に撃ち込まれて苦戦を強いられようだ。