戻る
2018/10/21

第18回内閣総理大臣杯全国アマ団体戦東京大会

毎年秋に日本棋院で開催される3人1チームのこの大会には、2009年第9回大会、2015年第15回に続き3度目の参加。当初は無差別クラス以外は申告段位でのハンディ戦だったが15回からは、同じクラスではオール互先・先番6目半コミ出しになった。

無差別クラス以外は、申し込み時にチーム毎に段級位を点数で申告する。初段1点、2段2点、.......7段7点、1級0点、2級-1点、3級-2点....、としてチームの合計点数で主催者がクラス分けをする。

この日、75チームが日本棋院2階ホールに集結。無差別16チーム、ABCは各20チーム(Aクラスはキャンセルがあり19チーム)のクラス分け。各クラス4回戦を対局し順位を決める。3人ずつ同時に対局し2勝以上でチームの勝ちとし、4回戦で同じチーム勝ち数の場合はチーム各メンバーの合計勝ち数の多い方が上位。

私が現役で働いていたころは会社囲碁部でも無差別クラスから下のクラスまで参加チームを出していたが、プロ棋士養成機関の日本棋院院生を卒業した人がアマ囲碁界で絶対的に強くなってきたため、最近のアマ囲碁大会の最上位クラスはほとんど院生卒業者が成績上位を占めるようになった。そのため我が囲碁部も無差別クラスを見送り、部内段位を下げて申請しABC各クラスに出場することになった。昨今のインフレ段位からすれば、適切とも思う。

日本棋院2階の会場

審判長 : 岡田 伸一郎 八段

我が囲碁部チーム

我が囲碁部チーム

我が囲碁部チーム : 相手は有名な窪庭道場の小学生チーム

我がチームの2回戦の相手チーム。女性の囲碁友同志とのこと。

ベレー帽の女性は日本棋院茜会支部長石井久美子氏

無差別クラス優勝 :山田と愉快な仲間達 チーム。元日本棋院院生。副将は今夏の朝日アマ囲碁名人戦で優勝した栗田佳樹さん(一番奥・東京理科大1年)

Cクラス準優勝の賞品。日本棋院2階の書籍部で購入しようと思ったことがあったが、買わなくてよかった。高尾九段が平成28年第41期名人戦7番勝負で当時の井山七冠からタイトルを奪取し10年ぶりで復位を果たしたことがきっかけで執筆。この年目白の椿山荘で開催された第一局の大盤解説会に出かけたことがあった。
 「囲碁日記」第41期名人戦第1局大盤解説会(目白椿山荘)

戻る
これまでの「囲碁日記」はこちらからどうぞ。