2017年秋季囲碁合宿・秩父市越後屋旅館

2017年秋季囲碁合宿・秩父市越後屋旅館

2017/10/13~15

2017年囲碁部秋季合宿が埼玉県秩父市小鹿野(おがの)町の越後屋旅館で開催された。数カ月前、今年の秋季合宿の開催地についてアンケートがあった。これまで連続して湯河原のホテルで開催したが、他にも選択肢を増やそうとの意見が多かった。 ある部員の知人から秩父の越後屋旅館の紹介メールがあった。秩父の羊羹と旅館の天然温泉と蕎麦がおいしく、女将の心のこもったおもてなしが良かったとのこと。羊羹と蕎麦、天然温泉と女将とあれば、文句なし。

秩父には今年2月節分草の撮影に出かけたことがあった。節分草(2017/03/07)

JR横浜線の橋本駅前ロータリー10時集合。長井さんの車で圏央道から関越道花園インターで降り、13時頃旅館に到着。秩父の歴史を感じさせる140年の和風旅館で女将さんがお出迎え。女将さんは私の娘ぐらいの年代でジーパンにTシャツが似合いそうなイメージ。対局室に案内してもらった。対局室は予約した当日の12時からチェックアウトの12時まで使える。旅館の先代が囲碁好きだったことで囲碁・将棋の宿としても知られており、たくさんのプロ棋士の色紙や、囲碁関連の写真などが展示されていた。今回も講師をお願いした光永六段も何度か訪れたという。風呂場の壁には詰碁が貼られており、あれこれ考えながらゆっくりと温泉に浸かる。

2日目の午前中は、日本棋院光永淳造六段による棋譜解説が行われた。光永六段は全員の棋譜をそらんじている。

棋譜解説の後は、体を動かすということで「お船観音」まで観光。行きは旅館のマイクロバスで送ってもらった。 健脚組は岩場登りの予定だったが雨のため危険だということで、シュウメイギクが咲き乱れ苔むした境内を散策することになった。秩父札所32番 法性寺 奥の院お船観音という寺は、宗教的に興味がなくとも一見の価値あり。

最終日表彰式のあと閉会となり、土産として越後屋旅館向かいの「太田甘池堂」で羊羹を買った。皇室献上や多くの菓子博で受賞した実績を誇るこの店は、江戸時代から続いて10代目とのこと。古来家伝の秘法で作られ、古代秩父煉羊羹という。

秩父 小鹿野 越後屋旅館【公式サイト】

越後屋旅館

越後屋旅館玄関

越後屋旅館の江戸時代に作られたという階段。

越後屋旅館ロビー

対局室。壁に掛けられた武甲山と思われる風景画が、秩父の山懐に抱かれる雰囲気を醸し出す。

対局風景

日本棋院光永淳造六段による指導碁

棋譜解説


棋譜解説動画(YouTube)

お船観音

お船観音

お船観音

旅館の近所の寺

越後屋旅館で昼食の蕎麦。秩父産蕎麦粉を使った旦那の手打ちという。大変うまい。

全員で記念写真

越後屋旅館の向かい「太田甘池堂」で買った羊羹3本セット





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