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井山裕太七冠達成への道(日本棋院)

2016/08/27

毎週購読している週刊「碁」に、井山七冠の本の広告が出ていた。タイトルは「井山裕太七冠達成への道」(日本棋院)。
 この日市ヶ谷の日本棋院で碁会があり、休憩中に2階の書籍部に行ったところ料金カウンターに、井山七冠サイン入り「井山裕太七冠達成への道」と揮毫の扇子セットの張り紙が大きく張り出されていた。

井山裕太 天元 就位式
(2012/02/07 日比谷 松本楼)

セットは値段が高かったので本だけ欲しいといったところ、美人のスタッフが熱心にセットを薦める。美人に弱い私は、以前井山プロと写真を撮らせてもらった時、とても礼儀正しく応じてくれたことと、その後すこぶる囲碁の調子が良くなったことを思い出し、感謝の意味とまたご利益もあるかなと思って購入することとした。

~囲碁七大タイトル~
棋戦(期)賞金主催・協賛
棋聖(40)4,500万円読売新聞
名人(40)3,300万円朝日新聞
本因坊(71)3,000万円毎日新聞
王座(63)1,400万円日本経済新聞
天元(41)1,300万円三社連合
碁聖(41)800万円新聞囲碁連盟
十段(54)700万円産経新聞

囲碁のタイトル棋戦のうち、賞金が高く歴史のあるものが七大タイトルと言われている。他に「阿含・桐山杯(賞金1,000万円)」と「阿含・桐山杯日中決戦(賞金500万円)」も井山七冠がタイトルを保持している。

本には、最初の数ページに井山七冠のタイトル戦の大きな写真があり、各タイトル戦の歴史に続き、タイトル戦の決定局に、井山七冠の自戦解説が書かれている。

本の一部を紹介する。

「囲碁によって幸せな気分になる」ということか。




「宏達」の意味は "心が広く、物事の理に通達する" ということらしい。


これまでの「囲碁日記」はこちらからどうぞ。


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