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囲碁・将棋チャンネルのインターネットによるオンデマンド動画配信「囲碁プレミアム」放送が始まった。
ゴールド会員が動画配信、ライブ中継、ニュースなどで月額2,000円、年額20,000円とちょっと考える金額。シルバー会員はライブがなく半額。
9月30日までの無料トライアルキャンペーン期間ということで、登録してみた。

最初に見たライブが、8月27日（木）10時から東京・日本棋院会館で行われた「第34期女流本因坊戦挑戦者決定戦 謝依旻女流名人 対 知念かおり四段」。

通常、テレビの囲碁対局放送はNHKBSで一部が放映されるタイトル戦以外は、放送時間枠での制限のため収録されたビデオ放送がほとんど。
今回の対局は各3時間（秒読み5分前）の持ち時間で、ライブ観戦する側とすればかなりの長時間。

ライブ中継は一手一手を打つ対局者の苦悩などの様子がリアルタイムで見れ緊張感が伝わる。他にpcでのライブはニコニコ動画の中継もあるが、画面上に現れる視聴者による書き込みなどもなく、碁盤に集中できる。

三村智保九段の解説も聞きやすい。聞き手がいないので、間をもたせるのに苦労すると思うが、プロ棋士としては上手である。

何もしゃべっていない時に、ザーというような雑音が入るので音声技術を工夫してほしい。

私は午後から外出したが外出先でもiphoneで観戦出来るのは便利。

映像画面の横でTwitterで視聴者などの意見・質問を表示している。個人的には煩わしく思うが、長時間着手が動かないときなどは、プロと一緒に考えてもしかたないので、退屈凌ぎにはなる。

対局は謝上流名人が終始リードして午後6時前に中押し勝ちとした。やはり謝プロは強い。

藤沢里菜女流本因坊に謝依旻女流名人が挑戦する第34期女流本因坊戦挑戦手合い5勝負第１局は10月8日、岩手県花巻市の佳松園で開催される予定。

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