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2015/04/12

名誉本因坊 高川秀格 監修のハンカチ

高川格9段

大分以前に囲碁大会に参加した時もらった高川秀格監修のハンカチが引き出しから出て来た。
私が囲碁を覚えたおよそ50年前、最初の頃に買った囲碁の布石の本が高川格プロのものであった。
高川プロは1915年生まれ、1986年に亡くなられた。
1952年から1960年まで本因坊戦9連覇の偉業を達成した。
1956年の5連覇により引退後の名誉本因坊を名乗る資格を得たが、9連覇の功績により、1964年の日本棋院創立40周年を期して現役で名乗ることを特に認められた。
タイトル戦9連覇の記録は、その後趙治勲の本因坊10連覇まで永く破られることがなく、「不滅の金字塔」と呼ばれた。

ハンカチの定石は今では定石本にはあまり見かけないものもあるが、参考になるものが多い。
まさか本番の対局中にカンニングするわけには行かず、使ったことはないが、ハンカチの四隅に、格言が載っているのがおもしろい。
格言を拾い出して、改めてかみしめ対局に役立てたいと思った次第。

●名誉本因坊・高川秀格監修○
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