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指導碁 井澤秋乃4段
2014/03/17

高梨聖健プロと井澤秋乃プロ

毎年、この時期市ヶ谷の日本棋院へ出かけている、プロ棋士による指導碁。囲碁部からいただいた指導碁券の有効期限が3月末なので、先週日本棋院に問い合わせし17日の16時から予約が取れた。指導プロは井澤秋乃4段。奈良県出身1978年生まれ。2011年同じ日本棋院の高梨聖健8段と結婚した。 以前に六本木ヒルズで行われた囲碁フェスタでお見かけしたことはあるが、直接お会いしたのは初めて。テレビや写真より、はるかにスラリとした色白で美人囲碁棋士と言われているのも納得。

今回も5子局でお願いした。随所下手な手もあったが、終盤に白からの切りがあるところを、切った石を捕れると錯覚し、手を抜いていて切られ、敢え無く投了となった。相手の弱点は必死に読もうとするが、自分の弱点は自分に都合よくかってヨミする。「強い人ほど自分の石の死活には臆病になるもの」といつも中村道場の席亭に言われている。 局後に丁寧に指導していたき参考になった。記譜は省略。

普段同じような棋力の人と打っていると、自分の打った悪い手に対し、相手も悪さを咎めないのでお互い気が付かないことが多い。 咎められても、自分のその後の対応が悪かったと思ってしまいいつまでも治らない。そもそも最初の手が悪いのだからその後良くなるはずがない。 プロの厳しい目で、悪くなった原因を指摘されると記憶にいつまでも留まる。筋の悪さを矯正していただけるところが指導碁の利点と思っている。

囲碁フェスタ2010(左から2人目が井澤プロ。六本木ヒルズ)

日本棋院2階で買ったこの日発売された新刊

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