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湯島天神梅まつり2017

2017/02/15

神田での定例囲碁会の後、足を延ばし湯島天神の梅まつりに寄ってきた。今年は2月8日から3月8日まで行われている。

湯島天神は、学問の神様として知られている菅原道真公が祀られている神社。南北朝時代の正平10年(1355年)、住民の請願により菅原道真を勧請(かんじょう・分霊を他の神社に移すこと)して合祀した。

境内に咲く梅の見ごろには、たくさんの観梅客が訪れ、丁度受験シーズンに重なり合格祈願の学生が大勢訪れる。

江戸時代より有名な梅の名所として知られており、境内には20品種300本の梅が咲き、梅の香りが漂う。

湯島天神の梅は、戦火によって一時ほぼ壊滅状態となったが、梅を好んだ菅原道真公を祀る場所として再び梅の植樹を始めたものが現在に至っている。全体の8割が白梅。

湯島というと頭に浮かぶのが泉鏡花の小説「婦系図(おんなけいず)」。これを原作とした映画やテレビドラマが何度も制作された。「湯島の白梅」という曲があり「♪湯島通れば思い出すお蔦主税の心意気~」と昔持っていたフランク永井のレコードにあった。

「湯島の白梅」(youtube)


努力碑(王貞治)

撫(な)で牛

泉鏡花 筆塚

明治35年(1902年)の菅原道真公の一千年忌を記念して建てられた

釣り灯篭

絵馬のほとんどが合格祈願

合格してね

男坂



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