薬師池公園便り・ホオジロガモ

2022/12/15

数日前、薬師池公園で知り合いのカメラマンからホオジロガモがきていると聞いていたが、見つけられなかった。

ホオジロガモ・オス(ネットから借用)

この日、師走中日としては風も少なく穏やかな天候になった。薬師池に着くといいあんばいに太鼓橋を背景にしてカワセミが桜の木に留まっていた。同年代ぐらいの見知らぬカメラマンが「珍しいカモがいると聞いてきたがいないね」といっていたが名前は忘れてしまったという。他にも数人見慣れないカメラマンがいた。情報が拡散しているらしい。 一回りして女性が「午前中ホオジロガモがいたんですが頭の色が緑でないんです」といっていた。

しばらくオオバンなど撮っているとこれまで見たことのないカモがいてこれだなと思った。ホオジロというからには頬のあたりが白いと思うが、白くなくメスと思った。特に鳥類には、例えばオシドリは雌雄で全く異なる姿をしている。オスはメスと出会うため目立つように、メスは抱卵のため目立たないように。

10秒間ほど潜って離れたところに出てきてカメラを向けピントを合わせシャッターを切る間もなくすぐに潜る。これをひたすら繰り返したまに毛づくろいをする。


北ヨーロッパからシベリア、カムチャツカまでのツンドラ以南の森林、南はウスリーで繁殖し、地中海やペルシア湾、日本、中国南部、朝鮮半島などで越冬する旧北区亜種と、アラスカやカナダで繁殖し、アメリカ中部などで越冬する新北区亜種に分けられる。 日本へは亜種ホオジロガモが冬鳥として渡来する。北日本に多く渡来し、本州中部以南で観察される個体は多くない。(wiki)




薬師池のホオジロガモ(メス)





カルガモ

オオバン

ホオジロガモ

ホオジロガモ

ホオジロガモ