薬師池公園の紅葉ライトアップが11月15日から30日まで行われている。11月も残り少なくなって朝晩冷え込むようになり紅葉も枝から離れ、地面に落ちてもなを鮮やかな落ち紅葉が目立つようになった。
国指定重要文化財「旧永井家住宅」をスクリーンに見立てたプロジェクションマッピング(デジタル掛け軸)が行われていた。古民家の壁から茅葺き屋根にとどまらず柿の木から背景の竹林もスクリーンになっている。
肉眼のものとデジカメの撮像素子を通した映像が大幅に違っていて、これまで経験したことのない不思議な感覚に囚われた。単なるライトによる投影とは違う視覚経験にかなりのハイテクと感じる。
スクリーンとなるものの形状に合わせた映像を制作しプロジェクターでその制作した映像を投影するという、デジタルアーティスト、長谷川章氏による演出。