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薬師池公園便り薬師堂の大銀杏

2021/12/01

師走に入った東京地方は前夜、夜中に目が覚めるほどの激しい雨風が吹き荒れたが、朝方9時ごろには青空が顔を出した。紅葉もこれで散ったと思ったが毎年気になっているのが薬師堂の大銀杏。

薬師池から西の方向に参道を登ると石段があり薬師堂の境内に至る。野津田薬師、福王寺薬師堂とも呼ばれれ、天平年間(729~749)行基の開基と伝えられており、 町田市では最古の寺院で 現存する薬師堂は明治16年(1883)に再建された。 境内に大きな銀杏の木があり札には樹齢不詳とあるが樹高30メートル樹齢は500年と言われており町田市の名木百選に指定されている。

薬師池公園大イチョウライトアップ(2019/12/08))

日当たりの良い参道脇の楓は毎年鮮やかに色づく

大銀杏

薬師池からの大銀杏

薬医門。固有名詞と思っていたが、2本の本柱の背後だけに控え柱を立て、切妻屋根をかけた門のこと。本来は公家や武家屋敷の正門などに用いられたが、のちに医家の門として用いられた。ここをくぐると町田市三輪町から移築された旧萩野家住宅がある。萩野家は江戸時代の医家だった。

旧萩野家住宅(2021/11/23)

残りもみじ

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