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薬師池公園便りジョウビタキ(メス)

2021/11/05

朝方10度ぐらいに気温が下がって朝起きると快晴の青空であった。午後から用事があったので午前中写真散歩で薬師池公園へ。

池の周りで造園業の人たちが13日からのライトアップの準備や松の雪吊りの作業をしていた。ここ数年東京は降雪がなく雪吊りも観光用になったが、いつドカ雪が降るかもしれない。

池の奥の茶屋付近の雑木林にチッチッと鳥の声が聞こえたのでソーッと階段を登ったら小鳥が近くの枝に留まった。後で調べるとジョウビタキのメスであった。

3日に見たキンクロハジロの3羽が池の中を泳ぎ回っていた。

ジョウビタキもキンクロハジロも夏は大陸で繁殖し冬に南下してくる冬鳥である。こんな小さな鳥が何千キロも飛んでくるとは信じられないが、よくここまでたどり着けたものと感心する。


白鳥やカモの飛来するコースを送信機を付けて環境庁などが追跡した記事があった。
千葉県で送信機を装着したオナガガモ1羽の移動状況を図示している。
ハクチョウ・カモ類の飛来経路及び移動状況について(環境庁)
本個体は3月中旬に越冬地を出発しました。
福島県北西部を経て4月上旬に北海道に渡り、6月下旬まで風蓮湖周辺で過ごしました。
まもなく移動を再開してオホーツク海を越え、カムチャッカ半島西岸を経由して7月中旬にロシア・マガダン州の沿岸部に到着して渡りを終えました。
本個体は9月下旬に秋の渡りを開始し、沿岸部でしばらく滞在したあと、10月下旬にサハリン北東部沿岸に到達しました。

雪吊り

ジョウビタキ(メス)

羽の白い文様が特徴

キンクロハジロ

カイツブリ

カワセミ

カルガモ

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