戻る

薬師池公園便り・8月の大賀ハスカワセミ②

2021/08/08

Tokyo2020が8日に終わった。開会前は開催について賛否両論あったが、日本選手の活躍と関係者の努力によって大きな問題も起きなかったことで、終わって見ると開催してよかったという声が多いようだ。

「スポーツには、ただ競い合い、楽しむだけでなく、人々を成長させ、社会をも変える力がある。アスリートはスポーツを通して挑戦を続け、多くの人を奮い立たせる。」といわれる。コロナ渦で鬱積した社会にはTokyo2020はプラスに働いた。

1964年の東京オリンピックの時は高校2年であった。エチオピアのアベベがオリンピックマラソンでローマに続いての連覇を高校の実習用のテレビで観た。ローマ大会で裸足で走ったことから裸足のアベベと呼ばれていたが東京では白いシューズを履いて走った。
 陸上棒高跳びでは、米国のハンセン選手が統一ドイツのラインハルト選手を退け、同種目で一度も負けのない米国の伝統を守り抜いた。午後1時に始まった競技は9時間を超す「月夜の死闘」で決着、歴史に残る名勝負となった。夜遅くまで自宅のテレビで観た。

高校の先輩 遠藤幸雄選手が体操の個人総合で日本の体操界悲願の金メダルを獲得した。

オリンピックは特別な記憶を残した。年代の近い菅総理もこのことを伝えたかったと思うがイマイチ伝わって来ない。


連日の高温の日が続くが夕方運動不足を感じて、薬師池までウォーキングしてきた。

薬師池の蓮田には次々とツボミが立ち上がり今年2度めの見頃になってきて、カワセミも相変わらずしばらく蓮田の上の池の縁で体を乾かしていたが蓮田に飛んできた。一時見失ったがハスの葉の陰にいたのを見つけた。


ノリウツギ

池に飛び込んだ後、体を乾かしているようだ。

池に飛び込み羽毛を乾かすカワセミ