薬師池公園のカイツブリは前年までは池に浮かんでいる浄化用と思われる管の上に産卵していたが、今年の2月後半に人口の浮島につがいが巣を作っているふうに見えた。 4月のはじめに浮島に4羽のひなが見えた。
4月18日には池の中央で親鳥と4羽の雛が元気に泳いでいた。この鳥は縄張りを持っており成鳥になると追い出されるという。
この鳥は雌雄が水生植物の葉や茎を組み合わせて巣を作り4-6個の卵を年に1-3回に分けて産む。雌雄交代で抱卵し、抱卵期間は20-25日。
水性植物で巣をつくるため常時濡れていると思うが、親鳥が温めているので孵るものと思われる。
和名「カイツブリ」は、水を「掻いて潜る」が転じたか、「カイ」は、たちまちの意で、潜る時の水音が「ツブリ」に転じたとする説があるらしい。
この鳥は足が体の後方に付いているため歩くのは苦手らしく、ほとんど水上で暮らすという。