町田市の七国山は標高128.5m、山頂付近は雑木林と畑を中心とした里山だが、主に東側と南側の斜面には頂上近くまで住宅地が広がる。
昔は頂上付近から相模、甲斐、伊豆、駿河、信濃、上野、下野の7つの国を見ることができたため、そのように呼ばれた。
東京都により「七国山緑地保全地域」に指定。開発が制限され昔ながらの里山の自然が残っている。
町田市から月に2回発行される広報に七国山のそば畑が紹介されていたので、散歩のついでに足を延ばした。
そばの花はとくにそば好きにとっては愛着があり、小さい5ミリ程の白い花も近寄ってみるとなかなか綺麗である。
そばの花独特の匂いに引き寄せられる虫たちとの出会いもシャッターチャンスを与えてくれる。
市民が自然や農業とふれあうことのできる拠点施設である七国山ファーマーズセンター前の秋桜も咲き始めている。
薬師池公園も散策してきた。猛暑の後遺症とみられる枯れた植物などが目だったが、彼岸花が咲き始めちゃくちゃくと秋のおとずれを感じる。