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4月の薬師池公園

2019/04/04

4月になっても花冷えの日々が続いたがそろそろ春本番になるという。

桜の名所が次々とテレビなどで紹介されるが、いまでは近隣の公園などの桜の樹も大きくなってそれなりに見ごたえがあるようになってきた。

サッカーJ2町田ゼルビアの本拠地である町田市立陸上競技場当たりも桜並木があってソメイヨシノが一挙に咲きそろった。

駐車場の奥の畑に少し入ったところにミツバチの巣箱発見。ミツバチは桜の花が大好きで桜の花の蜂蜜もあるが、桜の花の期間は短いので貴重だという。

薬師池公園内の万葉草花苑に白根葵などが咲いていた。新元号発表以来万葉集に多くの人が関心を示すようになり、ここも人気がでるよう願う。

万葉草花苑にもカタクリの花が未だ咲き残っていた。

万葉集にカタクリの歌があった。

越中国司として高岡に赴任した大伴家持の詠んだ歌。雪深いふるさと秋田の里山に春到来の頃と重なる。

  物部の 八十少女らが 汲みまがふ 寺井の上の 堅香子の花  大伴家持
 
物部の : 物の部(文武の官)が多くあることから、「八十」にかかる枕詞
八十(やそ) : 数の多いこと
堅香子(かたかご) : カタクリ

町田市立陸上競技場

ミツバチの巣箱

薬師池公園

カイツブリのひなが一挙に5羽も増えた。親鳥も大変。

白根葵

はねず 朱華(庭梅)

イカリソウ



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