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上之根大通りのモミジバフウの紅葉2015(多摩市)

2015/11/01

昨年11月3日にも撮った多摩市の紅葉。この通りは多摩センターに出かけた帰りに通る。11月に入ると次第に街路樹が枯れ始めるが、ここは11月下旬まであざやか。

自然の野山の紅葉とは別に、人の手によって造られた紅葉の景色もまた、道路や通過する自動車と程よく調和して気持ちを和ませる。

山村育ちの自分は、若い頃まで紅葉がそれほど美しいと思った記憶はなく、遠く故郷を離れて仙台や東京で時を経るにしたがって紅葉の鮮やかさに魅かれるようになった。また季節の変わり目は決して戻ることのない過ぎゆく時を思わせる。

多摩市のホーム・ページによると通りの名前は「上之根(かみのね)大通り」、紅葉はモミジバフウ(紅葉葉楓)。フウ属科に属し、フウは「楓」と書かれるが、カエデはムクロジ目に属しプロペラのような翼果をつけるのに対し、フウ属は雌花の花序が球形で垂れ下がるので区別できる。中央アメリカ原産で日本へは、大正時代に渡来した。カエデの漢字が楓と思っていたが誤訳らしい。

帰りに豊ヶ丘南公園に立ち寄った。



上之根(かみのね)大通り



豊ヶ丘南公園



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