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蓮華升麻2018・東京都青梅市御岳山

2018/08/14

一昨年から東京都青梅市の御岳山に自生している蓮華升麻(レンゲショウマ)の写真を撮りに行っている。昨年は8月10日と24日に行った。お盆の時期で猛暑の時期でもある。標高929mの御岳山は山岳信仰の対象にもなっており、鉄道会社京王が御岳登山鉄道を経営しており、麓の滝本駅と御岳山駅間をケーブルカーで、1.107km標高差423.6mを片道6分で登り降りする。

この日自宅を6時30分に発ち野猿街道、国道16号線、411号線経由で8時過ぎに滝本駅の駐車場に到着。車を使わない場合はJR青梅線御嶽駅から滝本駅にバス便がある。丁度バスから大勢の登山客が降りてきたところに遭遇したので、8時20分発のケーブルカーには乗れないかと思ったが、立ち席もいれると相当数が乗れるとみえて全員なんなく乗れた。

標高831mの御岳山駅は見晴らしがよく遠くに霞んだ都心が見える。蓮華升麻の群生地は御岳山駅から50mほどの急な階段を昇った山の急斜面にあり、50段ほど登って汗が滴り落ちる。

未だ見頃には少し早いようだが、この花は一つの茎に数個から10数個ほどのつぼみを付け上から咲いてくるので、一番上が咲いたころが良いとも、上から2,3個咲き終わって中ほどの数個が同時に咲いて花数の多い時がよいともいわれる。今年は花が小さいようだ。

この花は林の中の暗い斜面に下向き咲いており、下からしゃがんでカメラを上に向ける形で撮るので、とても疲れる。何度行ってもイメージした花姿に出会っていないような気がして、これからも撮り続けようと思わせられる。

御岳登山鉄道

富士峰園地大展望台より



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