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御岳山の蓮華升麻(東京都青梅市)

2016/08/04

初めて写真誌で蓮華升麻(レンゲショウマ)の花を見たとき、「夏の妖精」と称され森の木陰で、夏になるとすーっと立ち上がる花径の先端に丸い蕾から下向きに咲く淡紫色の可憐な花姿に魅せられた。

東京都青梅市の御岳山が関東一の群生地とのことで、いつかは写真に収めたいと思っていた。今年こそと一週間前から天候をうかがっていたが、今年の夏、関東地方は不安定な天気が続き、蒸し暑い。ようやくこの日天気予報に期待し朝5時に起床して6時過ぎ車で家を出た。

圏央道日の出ICから30分ほどで、御岳登山鉄道(ケーブルカー)の滝本駅に到着した。150台分という駐車場は比較的空いていた。 ケーブルカーは滝本駅(標高407.6m)から御岳山駅(標高831.0m)まで急こう配を約6分間で登る。徒歩で登るコースもあるという。

御岳山(みたけさん)は、東京都青梅市にある標高929mの山で、古くから山岳信仰の対象となっており、山上には武蔵御嶽神社がある。

右上にレンゲショウマ群生地

御岳山ケーブルカー滝本駅(標高407.6m)

御岳山駅(標高831.0m)見晴台からの眺望

御岳山駅からすぐのところ、急斜面に群生地がある

蓮華升麻

帰りのケーブルカーの時間まで散策

「永劫に 御岳の宝 邯鄲の声」 矢島稔=昆虫学者。上野動物園長など歴任

御岳山駅から下り



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