秋田に用事があり、その前に奥入瀬渓流を旅行した。

数年前から定期購読している年６回発刊の写真誌「風景写真」の7,8号の冒頭に渓流撮りポイントとして奥入瀬渓流の写真が載っており、自分でもどのような写真が撮れるか楽しみにしていた。

奥入瀬渓流は大学時代に青森の六戸出身の友人宅に招かれた折り、帰りに友人の案内で通ったことがあった。その時は台風直下の濁流の奥入瀬であった。

秋田へ出かける前の22日、秋田県は中央の秋田市から南部の大仙市にかけて大雨が降って大曲と秋田間の線路脇の土手が崩れ秋田新幹線が不通になった。秋田新幹線は間引き運転され大曲停まりとなった。大曲駅に着くとJRバスが５台ほど待っており午後３時過ぎには無事秋田市に到着した。

７月25日朝予定通り、親戚の車で大館から小坂町経由十和田湖から奥入瀬渓流を散策した。雨で十和田湖の水量が増した影響で奥入瀬渓流は通常より水量が多かったようだが水は比較的きれいだった。自然の渓流とは異なって観光用に整備された散策路は軽装で写真を撮りながら歩くには大変心地よい。木々の緑と渓流の岩や古木にぎっしりと生えている苔の緑も鮮やか。

奥入瀬渓流は、青森県十和田市十和田湖畔子ノ口から焼山までの約14kmの奥入瀬川の渓流である。十和田八幡平国立公園に属する。国指定の特別名勝及び天然記念物となっている。

大館市で食べた比内どりの親子丼(大盛り)。しっかりとした歯ごたえがあり味の濃い鶏肉と、とろとろの卵がおいしい。

60メートルの高さを７段に流れ落ちる「七滝」秋田県小坂町

十和田湖発荷峠展望台より

寒沢の流れ

銚子大滝。十和田湖への魚の遡上を阻止する滝。

瀑布街道とも呼ばれるように滝が多くみられる

白布の滝

雲井の滝

岡本太郎作「太郎カッパ神像」

岡本太郎作「森の神話」

夕食はビュッフェスタイル。リンゴをテーマにしたレストラン

ラウンジからガラス越し

翌朝は快晴。朝食の後酸ヶ湯温泉経由八甲田山へ