東京は雑木林や公園が次第に深緑色になって未だ梅雨入りにはなっていないが、最高気温が30度近くなる日もある。
新型コロナウィルスワクチンの接種予約が取れて、7月中に私も妻も2回目が終わる予定だが、先日横浜にいる友人から電話があり、未だ予約が取れていないという。 電話は繫がらずネットも途中で「お待ちください」と出て1時間半待って「予約は終了しました」となったという。もう一度やったが同様という。行政サービスを提供する側もされる側も初めての体験である。
野津田公園ばら広場でどうしても撮りたいバラがあり何度も様子を見に行っていたが、5月も残すところ2日となったこの日、念願のばらの写真が撮れた。
1400株もあると行くたびに何かのばらは綺麗に撮れるが、特定のものを狙うと意外にシャッターチャンスは少ない。前日の強風や雨などによって花が痛むことが多くそばの花が邪魔になったりすることもある。
ばらの分類では1867年にフランスで発表された「ラ フランス」より前に栽培されていた品種をオールドローズといい、剣弁高芯咲きの大型の花形ラ フランス以降をモダンローズとし、ラ フランスはモダンローズ第1号とされる。
ばらの歴史上重要な意味を持つラ フランスの魅力をしっかりと写真に収めたいと常々思っていた。
移転する前の野津田公園ばら広場にもこのばらはあったが、行くたびにツボミだったり萎れていたり、花はあまり丈夫ではなさそうでシャッターチャンスが無かった。
今年、移設されたばら広場の奥にラ フランスはあった。良い花姿を見られなかったがツボミがたくさん着いていたのでチャンスを伺っていた。
この日、前日も晴で比較的穏やかな日が続いた。