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日比谷公園と皇居外苑の紅葉

2018/11/20

江東区での用事の帰りに地下鉄日比谷駅で途中下車して日比谷公園と皇居外苑を回ってきた。都心での会合がある時は帰りは夜になることが多く、夜景は撮っているが日中の写真撮影の機会は比較的少ない。

11月15日に千葉の紅葉の名所として知られている野田市の清水公園に片道2時間半かけて行ったが、全く紅葉してなくもみじは緑であった。事前の情報では紅葉の見ごろ始めは例年11月中旬からとなっていたが、今年は遅れている。

この日、日比谷公園は紅葉し始めでイチョウも緑から黄色へと移り変わる時期になっていた。本格的な紅葉はこれからであるが、紅葉始めは緑と黄色と赤が混じってそれなりにみられる。

樹齢400年といわれるイチョウ。説明板によれば、このイチョウは日比谷公園開設までは日比谷見付(現在の日比谷交差点)にあったもので、1901年(明治34年)道路拡張の際、じゃまになると伐採されようとしたのを、この公園の設計者であった本多静六(ほんだせいろく)博士が、「私の首を賭けても移植を」と東京市参事会議長の星亨(ほしとおる)氏に懇請し、イチョウを今の場所まで450m移動させ、「首賭けイチョウ」と呼ばれているとのこと。

雲形池

この噴水は、明治38年頃東京美術学校(現在の東京芸大)の津田信夫、岡崎雪声両氏に依頼製作したもので、公園等での装飾用噴水としては、日本で3番目に古いものとのこと。ちなみに1番目は長崎諏訪神社、2番目は大阪箕面公園。当初は、鶴と台座とも銅製だったが戦時中の金属回収で台座が石造りとなったものの、水面に薄氷が張り鶴の像につららが下がる景色は、当公園の冬の風物詩となっている。

池を一回り

日比谷松本楼。明治36年創業。オムライス ハヤシソース1280円。思ったより高くない。

日比谷濠

和田倉門より

巽櫓



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