町田市薬師池公園の町田えびね苑。
2010年5月2日にこのえびね苑で、初めてクマガイソウを見た。その後カメラとレンズをグレードアップしたこともあり、もう一度クマガイソウを写したいと思い、2013年5月5日に訪れたときは、3万本といわれるエビネは見ごろであったが、期待していたクマガイソウはすでに咲き終わっていた。係りの人によると、この年は開園前に咲き終わったとのこと。
今年、えびね苑のホーム・ページによると、4月18日から開園したが、エビネはまだ開花数が少ないため、19日,20日は無料開園するとのこと。 同じサイトの「開花状況」にクマガイソウが開花している写真が載っていたので、じっくりとみてみようと午前中出かけた。
木立に囲まれた傾斜地で1987年当時えびね苑を整備する際にジエビネが確認されたというから、環境的には適したということだろう。
この日、エビネは1割りに満たないほどの開花状況、クマガイソウの植えられている場所には既に4,5人のカメラマンが熱心に地面に這いつくばるようにして撮影していた。
クマガイソウの名前の由来は、膨らんだ形の唇弁を熊谷直実が背中に矢を防ぐため背負った母衣(ほろ)に見立てたことから。環境省の絶滅危惧II類に指定されてる。
町田えびね苑北入口。こちら側は急な昇り階段がある。
クマガイソウ。以前より周囲が明るくなったような気がする。
ヒトリシズカ
ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)。名前は漢方薬から来ている。有毒。
ムサシアブミ
サンショウソウ。葉が山椒の葉に似ている。
別の場所のクマガイソウ