囲碁日記

お台場オトナPARK2009

お台場・フジテレビというと若い人がいくところとの印象を持っていたが、同じ秋田県出身で同じ歳のキャスター小倉智昭氏が総合プロデュースし、わざわざ「素敵なオトナの...」とキャッチフレーズにあったのであやかりたいと思って出かけた。 主目的は謝依旻女流本因坊vs小沢一郎衆議院の囲碁公開対局。
 11月23日はよい天気で暖かく風もなく絶好のおでかけ日和だった。小田急線下北沢駅で井の頭線に乗り換えて渋谷へ、渋谷からJRで新橋、新橋からゆりかもめに乗った。レインボーブリッジをわたりお台場で下車。テレビでよくみる丸いハチタマ・球体展望台のあるフジテレビビル一階に稲葉禄子さんが名付けたという「碁番街」のコーナーがあった。
時間があったので23階の大人フェア会場を見学。ミニチュア模型コーナーやホームシアターの展示があった。下にもどり、マイクロソフトのWIndows7デモコーナーにたちより、美人女性の説明でWindows7を使ってみた。現在使用しているWindows Vistaより画面の動きがかなり速い。アップグレードしようかなと思った。

15時からの公開対局は、椅子席の予約をしていなかったので、後ろの立ち見席で見物。立ち見席でも50人ほどの人気。 小沢氏が謝プロと現れて対局開始。なにしろ相手はいまや最も政界で影響力のある人。謝プロがかなり遠慮していたとの印象。 途中で後ろの囲碁入門教室を覗いた。王唯任4段が4,5才ぐらいの男の子の間違った手に対して、「どうして間違ったかというとね、キミは石を持ってから考えたからだよ。考えてどこに置くか決めてから石を持とうね」。男の子は「ウン」と大きな声で答えた。大人の碁会所で聞かせたい人がたくさんいる。自分も碁笥に手をいれ石を掴みながら考える。反省。
 公開対局の結果は予想どおり、僅差の小沢氏の負けであった。よくプロとの指導碁で「あの一手さえまちがわなければ勝っていた」となることが多い。井山祐太名人からの小沢氏への助言は、「謝プロの石を捕りにいかないように、」であった。
それにしても小沢氏は公開対局によく応じたとおもう。立派である。稲葉禄子さんなどスタッフが頑張って説得したらしい。

3時間近く立ちっぱなしで、帰りはお台場の駅までフラフラしながら歩いたが、レインボーブリッジと東京タワーの夜景が大変きれいだった。

フジテレビの社屋

ハチタマからのレインボーブリッジ

ミニチュア鉄道模型

30センチほどの弾けるピアノの自動演奏

ミニチュア展示場

公開対局(YOMIURI ONLINEのサイトよりの写真,対局場は一般人は撮影禁止)

「囲碁入門教室」 左は王唯任4段

対局場のモニター

レインボーブリッジ方面

レインボーブリッジ方面夜景

レインボーブリッジと東京タワー

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