先週末、セルビア、ハンガリー、オーストリア、チェコ、ポーランド、パリを巡る5週間の旅から無事帰国しました。
合計78美術館、博物館、美術品のある邸宅や教会などを訪問。内、25が初めて訪れた施設で、明確な記録のある訪問美術関連施設数は2415になりました。
赤川さんの作成して下さっている美麗なブログにより、私が想定もしていなかった様々な恩恵を受けて来ていますが、その一つは「メール配信登録」機能を追加して頂いた事による受信者の増加です。
受信者の中にはご感想を送ってくださる方も多いのですが、その中の一つを抜粋で紹介させて頂きます。
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「毎週、美術館訪問記をシェアしていただきありがとうございます。 ウイーン在住の川野と申します。
何度かメッセージ送らせていただきましたが、今回はミラノに4日間滞在し、長野さん投稿を参考に、本当に充実した美術館訪問ができました。
ヨーロッパに何年も住んでいるので、さまざまな美術館を訪問してきて、ようやくこのところ少しづつ、さまざまな画家が少しづつつながって来ています。
長野さんの深い知識と解説によって、知らなかった画家の人生を垣間見ることができ、絵に対する目が開かれてくる楽しさを感じています。
ミラノはレオナルド・ダ・ヴィンチの弟子の絵をあちこちでみることができ、マンテーニャ、ベッリーニ、ルイーニ、ほかにもダ・ヴィンチ派やロンバルディア派など、 今まであまり知らずに通り過ぎてきた絵画の素晴らしさに釘付けになりました。
特に、ルイーニ親子の絵画で埋め尽くされたMaurizio教会は圧巻でしたし、もちろんブレア絵画館も大好きな美術館となりました。
唯一、ルイーニの天井画が見事なミラノ郊外の教会(長野さんも絶賛されていましたね)には行けなかったので、次回は車で回りたいねと主人と話しています。
2月はコペンハーゲンにいくので、全く毛色の違う、北欧画家の絵を楽しみたいと思います。」
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今回の旅行では、このような嬉しいお便りをくださった川野さんご夫妻にウィーンの鄙びた趣のあるレストランで一席設けて頂いたり、駅舎が印象的なポーランドのグダンスクからワルシャワへの食堂車で同席になった、若いカップルと3時間近く話し込んで年齢50歳差の異文化交流を楽しんだりと、美術館以外にも記憶に残る旅でした。
このカップルのご主人は三島由紀夫を読むフランス人コンサルタントで奥さんはスクロヴェーニ礼拝堂を訪れたことのあるポーランド人。
知的なご夫妻との会話は、あちこちと飛びながらも途切れることなくあっという間に目的地に着いてしまいました。
愛らしい奥さんが別れ際に彼女の生まれ故郷グディニャの絵葉書にコメントを書いて、ご夫妻のサイン入りで記念にと手渡してくれました。
この時期のポーランドは菜の花畑が多く、電車の窓外が黄色に覆われることもありました。
前回のトピックスでモントリオールのビルの壁画を採り上げたので今回はセルビアの首都ベオグラードの街角で見かけた壁画や、パリとその郊外の町、サン=ジェルマン=アン=レーとシャルトルで目にした壁画を添付しましょう。
前にも一度書きましたが、私はムール貝のワイン蒸しに目がなくて、パリにはベルギーの名店レオンの流れを汲むレオン・ド・ブリュッセルがチェーン店化されて何店かあり、パリに行くたびに利用するのですが、その内の国立近代美術館近くの店の一品を、旅の終わりに冷えたシャルドネと共に食したのでした。 (2025/05/23)
一昨日、無事帰国しました。走行距離5396km。 アメリカ・カナダ美術館巡り兼紅葉見物のドライブ旅も 今回が最後になると思うので、少しトピックを書いてみましょう。
美術関係ではモントリオール美術館近くのビルの壁画。 最近世界各地の町で家屋やビルの壁に絵が描かれているのを見かけますが、 芸術的価値と巨大さでは、この壁画は最上級でしょう。
美術館で最も驚いたのはウィリアムズタウンのクラーク美術館。世界中の美術館を 巡って来た私も、犬を連れて美術館に入っている人を初めて見ました。 クラーク美術館は第5回で紹介した世界でもトップクラスの美術館ですが、 美術館に犬を連れ込む方も、それを許す方も、全く理解できません。
カナダ、アメリカの紅葉の美しさは高速道路の両側の広い山野が全山紅葉・黄葉 して燃立つようなところにありますが、一人で運転中の身では、それは撮れません。 車を停めて撮った写真を数葉掲載しましょう。
最後の写真は休養日に充てている月曜日に散歩した グレンズ・フォールズの川沿いの遊歩道。(2019/10/25)