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秋田市立千秋美術館(2)

2015/11/18


秋田市立千秋美術館は、平成元年、秋田総合生活文化会館・美術館(愛称・アトリオン)内に開館した。前身は、昭和33年設立の秋田市美術館。

佐竹曙山、小田野直武らの秋田蘭画や、平福穂庵・百穂父子、寺崎廣業、木村伊兵衛など、秋田ゆかりの作家作品を収蔵している。

今回はスペースの関係と思うが展示されていなかったのが、秋田ゆかりの写真家の作品。2011年に訪れた時、私の子供の頃の、秋田の農村風景が撮られており、忘れていた60年前の記憶がよみがえり強く印象に残った。

岡田謙三の作品を常設展示する岡田謙三記念館を併設しているが、前回訪れた時に岡田謙三の作品はみても良く分からなかったので印象には残っていない。

この日は「日本のわざと美展」と称された企画展が開催中であった。日本の工芸分野で「人間国宝」と呼ばれる重要無形文化財保持者の作品が展示されていた。


前回訪問した時の記録はこちら(2011/05/15)



アトリオン

アトリオン入口

アトリオン内部は吹き抜けになっている

アトリオン12階から千秋公園方向

この日の地元新聞に掲載された記事

富本憲吉 「色絵金銀彩四弁花文八角飾箱」

齋藤明 蠟型吹分花器「北辛」

十四代酒井田柿右衛門 「濁手枝垂桜文鉢」

十四代今泉今右衛門 「色絵薄墨墨はじき時計草文鉢」

秋山信子 「浜下り」

江里佐代子 截金飾筥「シルクロード幻想」

高野松山 「群蝶木地蒔絵手箱」

音丸耕堂 「彫漆布袋葵文手箱 」

十三代今泉今右衛門「色絵吹重ね珠樹草花文鉢」

中島宏「青瓷彫文大鉢」

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