IGO FESTIVAL 2009 (六本木ヒルズ)

2009/10/12

  昨年に引き続き六本木ヒルズで開催されたIGO FESTIVAL。今年はスポンサーがつき無料での開催となった。囲碁人口が減少していると言われているなか、「囲碁でご飯食べている」人たちが新しい企画として囲碁の楽しさを伝えようとする思いが伝わってくる。日本の伝統文化として文化庁も後援している。「囲碁・将棋チャンネル」とNHK囲碁番組でよく見るプロ棋士やスタッフがここかしこに見られた。最近新調したカメラで少しでも良いshotを撮ろうとウロウロ歩き回るのも楽しみのうち。いつも碁会では同年代男性年配者が多いので今回は女性の棋士・囲碁スタッフの写真を多く撮った。

会場は毛利庭園に隣接した六本木ヒルズアリーナ開場

9路盤公開対局「妙花」トーナメント第1回戦第1局は台湾出身同士の対局。  謝依旻 (Hsieh Yi Min)女流本因坊 対 潘坤ト(Pan Kun Yu) 初段

女流棋士トップと誰もがみとめる謝本因坊に潘初段が勝った。 左下に解説の武宮九段と聞き手の万波四段が見えた。

1回戦第2局 梅沢由香里 女流棋聖 対 鈴木歩 四段は、 梅沢女流棋聖の勝ち

笑顔が素敵な小田彩子さん(平成20年度全国女流アマ優勝・DISスタッフ)の9路盤指導コーナー。 右手の男性は一生懸命に考えていたが、4目負けになった。9路盤はとくに実力差が顕著に出る。

いつも、囲碁を打つ手の美しさに魅かれる 矢代久美子五段。

三谷哲也五段はかなりのイケメン。メガネをとった写真が「碁的」というフリーペーパーに載っていたがモデルかと思った。

対局の合間に和服姿のプロが観客に混じってファンと交流している。昨年はこういうシーンはなかったと思う。 私も近寄り憧れの潘初段に写真を撮らせてとお願いしたところ「一緒に撮ってもらいましょう。」とスタッフを探して くれカメラにおさまったくれた。女流棋士とのtwo shotは初体験。顔が(さらに)緩んだ。

高倉由季さん(囲碁インストラクター・DISスタッフ)が花模様の碁石とフェルトの碁盤で少年の相手。 少年の対局姿勢が頼もしい。 子供たちが囲碁を楽しむ場面が多く見られた。将来の井山裕太がいるかもしれない。

準決勝第1局は高梨聖健八段と先ほど写真を撮らせてくれた潘初段。結果は潘初段の勝ち。 東の貴公子といわれる高梨八段は対局後観客の若い女性との写真撮影で人気。ちなみに西の貴公子は倉橋 正行9段と 稲葉さんが言っていた。

準決勝第2局は私も指導碁を打っていただいたことのある王唯任四段 vs 梅沢女流棋聖。 王四段は台湾出身で、着物を着るのは今回初めてというがよく似合っていた。

解説の三谷哲也五段と司会の稲葉禄子さん。

結果は王唯任四段の勝ち。

鈴木歩四段が対局終了後に囲碁の入門コーナー担当。少年が熱心に聞いている。

笑顔でサインに応じる梅沢女流棋聖。カメラを持った人々に囲まれ、サインを書き、顔を上げると一斉にシャッターが切られる。

万波佳奈四段の声はよく通る。

王唯任四段との決勝戦で潘初段が勝ち大竹日本棋院理事長からトロフィーを受ける。

優勝した潘初段が家族とともに祝福を受けてうれしそう。商品は旅行券とJewelleryとのこと。 潘坤ト初段の夫は黒瀧 正憲七段。



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