2012年2月7日に、井山裕太天元の就位式が、日比谷公園内にあるレストラン松本楼で行われた。
昨年11月17日に終了した第37期天元戦5番勝負は、井山十段が結城天元を3連勝で破った。
新聞三社連合、日本棋院、関西棋院主催。優勝賞金1,400万円。
日比谷松本楼は、明治36年の創業であるが、1971年に放火されたことは覚えていた。昔、仕事でこの近くをよく通ったが、入ったのは初めて。
正午となりゲスト登場
スポンサー代表あいさつ。囲碁はやらないというがよく調べていた挨拶。
大竹日本棋院理事長は、井山プロの世界戦での活躍を期待するとの挨拶。
中川関西棋院理事長は、最近の関西棋院棋士の活躍について。
林 海峯プロは天元位を5期保持し平成14年60才の時から名誉天元を名乗った。
井山新天元の挨拶
天元タイトル戦で結城天元との関西同士の対決となったことについて「関西のファンの方々に喜んでいただきました。長く天元位でいられるよう精進したいと思います」
第37期天元の允(いん)許状
囲碁将棋チャンネルのインタビュー
佐賀県武雄市在住の陶芸家・中島宏氏(人間国宝)作の「青瓷壺(せいじつぼ)」が送られた。
「井山さんいっしょに写真を撮らせてもらっていいですか?」と尋ねたところ「はい!」と快く並んでくれた。好感をもった。
山田 規三生プロは先月放送されたNHK杯3回戦で謝依旻プロに敗れた。謝プロは女性棋士初のベスト8に進出した。
「NHK杯は残念でしたね」とは言ったものの、山田プロは好きな棋士の一人ではあるがこのときばかりは謝依旻プロを応援していた。
大竹理事長が報道人へのサービスと言ってプロ棋士を集めてくれた。後列中央には将棋の米長 邦雄プロ。他にも歓談中のプロもいた。