囲碁日記

囲碁サロン「天元」と月例勉強会

2011/03/05

2年前にも当サイトで紹介したが、会社囲碁部では毎月第一土曜日に新宿の囲碁サロン「天元」で月例勉強会を催している。 いつものように自宅を9時半過ぎに出て、散歩を兼ね駅までゆっくり歩き、10時の電車に乗り、新宿で立ち食いの「箱根そば」を食べて11時前に囲碁サロンに到着した。すでに数組の対局が始まっており、午後の小松プロによる解説のため棋譜を付ける対局もある。私は自分で棋譜を付けながら対局すると、手数を覚えることが苦手で自分の手を考えることがおろそかになってしまうので、相手にお願いするか、対局後に付けている。先月は私とN山5.5段の棋譜も取り上げられた。解説されてみると変な手が多く赤面ものだが慣れてきた。なにしろ高段者の打った手もプロから指摘されてみると疑問手も多い。こういう場で正しい手を教えてもらうと記憶に残る。

通常20人から30人程の参加者中、私は下位レベルの棋力であるが、半年毎に勝率で順位が決まるリーグ戦にも参加し、高段者が多い中、勝率50%を目標としている。

会終了後は、隣のビルにある台湾料理屋で懇親会となる。現在進行中の張羽棋聖と井山裕太名人による「棋聖戦」の話題になった。張羽棋聖の三勝二敗となった今では棋聖有利との見方が多い。私は第二戦終了時点で、井山名人の四勝三敗と予想したが、このところの張羽棋聖の粘りと気迫から危うい気もする。
どこかできいたが、若い井山名人は現在最強といわれる張羽棋聖と何度もタイトル戦をこなすことで、棋力とともに大一番に関する精神力も大きく延びているという。井山名人の今後の成長に期待したい。
下戸の私はビール中ジョッキ一杯が限度で、他の人が高価なワインや日本酒を飲んでいる間手持ち無沙汰のためどうしても大皿に盛られた料理を手がいってしまうし、他の人も私が飲めないということで薦めてくれるのでカロリーオーバーとなりがち。翌日、腹が重い。

囲碁サロン「天元」は新宿駅南口から徒歩5分、住所は渋谷区代々木。西新宿一丁目の交差点から国道20号線を西へ100メートルほどの田口ビル3階にある。

天元の入口

勉強会は14時からであるが、ほとんどの参加者は囲碁サロンがオープンする11時から対局している。

会社囲碁部の講師である日本棋院プロ棋士小松藤夫8段による棋譜解説。

小松プロによる指導碁。プロに勝てば会から金星賞が出る。来月は私も順番が来る。

会は18時頃終了する。つづいて隣のビルにある台湾料理居酒屋「味屋」で小松プロを囲んで反省会・懇親会



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