囲碁日記

第2回全日本社会人囲碁団体戦に参加

いずみ囲碁サロンのオーナー内久根氏肝いりの棋戦で今年は2年目になる。第一回は全日本実業団囲碁団体戦という棋戦であったが、囲碁同好会などの参加も図るということで、改名された。
今年は5回の予選大会での3位までのチームが12月5日に開催される決勝大会に招待される。 クラスは、無差別、高段者、有段者、級位者の4リーグで、無差別クラス以外は自己申告の段級位によるハンディ戦で3人1組のチームのうち2人以上の勝者でチームの勝ちとなる。午前11時から4回戦を行い、同じ勝ち星の場合は対戦相手の勝ち数の合計をポイントとするスイス方式で順位が決められる。
私がOBとして参加している会社囲碁部は無差別クラスから有段者クラスまで6チーム18名での参加で 私は有段者クラスにエントリー。我がチームは大将Y野4段、私が副将2段、三将がT中初段の構成。

初戦の相手は囲碁普及団体「アミーゴ(福鬼)」、3人とも20才台と思われる若いチーム。 大将は三段、副将二段、三将は女性で4級の構成。とくに女性は囲碁を始めて2年とのこと、素敵な美しい方でした。 私の相手は、20才台前半の元気そうな相手。これまでも外部の大会では若い人には勝っていない。 若さと馬力に気後れする。中盤で相手の石を分断し、右辺の手残りの一団に一手をかけ捕りきっておけば大差の勝ちと解っていたが、相手もすぐには活きに来なかったので、放置しておいたが、やはり活きに来て生きられたため、地が不足して敗色濃厚となったが、相手は序盤でかなり時間を消費したため、時間が切れてしまった。団体戦なので、時間が切れそうなのが解っていて、ねばった。私の残り時間は18分であったので、時間の使い方も大事。
三将のT中さんは女性に負けた。この女性は残り試合も全部勝って全勝賞をもらった。

二回戦は、「さん」は山、「ご」はゴルフと囲碁、「の」は飲むからとったという「さんごの会」チーム。私と同じ年代とやや高齢の方の構成で、私の相手は4段。序盤、相手がシチョウの判断を間違って私の勝ちとなった。

三回戦の相手は生保チーム。私の相手はかなりの早打ちで石の流れをみると明らかに私より強いか同じ棋力とお見受けしたが初段とのこと。終版まで細かくやや私が足りない様子。私が先手のヨセでアタリをした5目程の石に手を抜いたので捕ることができ多分盤面で逆転した様子。結果は白の私の6目勝ちであった。

四回戦はTDK-Cチームで、私対戦相手は50才台と思われるじっくり考える本格派。これまで運よく三戦全勝なので四連勝の可能性が残っていた。慎重にうち、中盤で私の石が分断された。どちらも活きを確認していたが、相手が右2線の覗きに対し、さきに左2線の先手あたりを決めてから、右を押さえるべきところをすぐに押さえたため、左2線に下がられて、頓死し、ねばったが全勝ならず。

それでも他の2人が勝ったため、チームとしては4戦全勝、同じ会社囲碁部チームも全勝であったが スイス方式でクラス優勝となった。

12月5日の決勝大会に招待されることになった。

今回の予選会は62チーム186名の参加

無差別10、高段16、有段22、級位14チームの参加

内久根社長の「最近の鬱などが発生する問題を解消するには、経費削減などで停止されている企業内の部活の復活が必要」との挨拶に同感。囲碁普及に対する熱意には敬服する。「囲碁はエコ」という。

高段者クラス

有段者クラス優勝の我がチーム。写真をお願いしたが丁度私は隠れて見えなくなってしまった。賞品は商品券であった。




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