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パスについて

2026/01/07

(*囲碁のパスに関してのチャットの要約)

【囲碁の謎】「パス」した後に手を見つけた!それでも再開すると「相手の番」になる驚きの理由


囲碁を打っていて、終局間際にこんなトラブル(あるいは議論)になったことはありませんか? お互いに「パス」をして対局が停止(仮終了)したあと、ダメ詰めの最中に「あ、手があった!」と気づくケースです。 実はこの時、「再開を言い出した人ではなく、その相手が先に打つ」というルールがあるのをご存知でしょうか? 「えっ、見つけたのは自分なのに、相手に手番を渡すの? それじゃあ相手に対策を教えるようなものじゃないか!」 そう感じる方も多いはずです。今回は、なぜ日本囲碁規約がこのような一見理不尽にも思えるルールを定めているのか、その深い理由を解説します。

第1章:よくある「モヤモヤ」場面(AさんとBさんの会話)

ある日の対局。終局間際のダメ詰めでの一コマです。 Bさん(不満顔):「さっきお互いにパスをして対局停止しましたよね。でも、このダメを詰めると、実はAさんの石がアタリになることに気づいたんです。だから対局を再開したいのですが……ルールだと『次はAさんの番』になるって本当ですか?」 Aさん:「ええ、そうですね。日本ルールでは、再開を申し出た相手側(私)が着手権を持つことになっています。」 Bさん:「それだと、私が『手がありますよ』とAさんに教えて、Aさんが先に守って終わりじゃないですか! 見つけた私の功績はどうなるんですか? 正直者が損をしませんか?」 一見、Bさんの言い分はもっともに聞こえます。しかし、囲碁のルールはここで冷徹に「NO」を突きつけます。なぜでしょうか?

第2章:なぜ「相手の番」なのか? 3つの納得理由

このルールが存在するには、囲碁というゲームを破綻させないための、非常に論理的な理由があります。 1. 「パス」は「権利放棄」の宣言だから まず、「パス」の意味を考えてみましょう。パスをするということは、「盤上にはもう、私が打つべき有効な手はありません」と宣言したことになります。 Bさんは「手がない」と宣言してパスをしたのです。それなのに後から「やっぱりありました」と言うのは、いわば「待った」と同じ。 再開できるだけでも救済措置であり、手番が相手に移るのは「打つべき時に打たなかった権利放棄のペナルティ」と言えます。 2. 「闇討ち(後出しジャンケン)」を防ぐため これが最大の理由です。もし「言い出した側(Bさん)」から打てるルールだったとしたら、どうなるでしょうか? Bさんは手があるのを知っていても、わざと黙ってパスをする。 Aさんが安心してパスをする(対局停止)。 その瞬間にBさんが「再開!」と叫んで、無防備なAさんの石を襲う。 こんな「闇討ち」が可能になってしまいます。 これではAさんは怖くてパスができなくなり、お互いに疑心暗鬼のまま無意味な手を打ち続けることになります。これを防ぐための安全装置が「再開時は相手から」というルールなのです。 3. それは「ダメ」ではなく「要点」だった 「ダメを詰めたら手になる」のであれば、それは「ダメ(無価値な境界線)」ではなく、「手入れが必要な要点」です。 本来、Bさんはパスをする前にその手を打つか、手入れを強要する手を打つべきでした。それを怠って対局停止に進んだ以上、手順のミスとして処理されるのです。

第3章:平和条約を結ぶためのルール

分かりやすく例えるなら、対局停止は「終戦協定(平和条約)」を結ぶ準備段階です。 もし、「協定を結んだフリをして、相手が武器を置いた瞬間に隠し持っていた爆弾を爆発させても良い(自分の番で打てる)」というルールだったら、誰も安心して条約を結べません。 「パスをした後に攻撃を仕掛けるなら、まず相手に防御のターンを渡さなければならない」 このルールがあるおかげで、私たちは相手の「パス」を信じて、安心して終局に向かうことができるのです。

まとめ

ルール: 対局停止後の再開は、申し出た側の相手が着手権を持つ。 理由: パスを利用した「闇討ち」を防ぎ、ゲームを安全に終わらせるため。 もしBさんのように「教えることになるから損だ」と感じたら、それはルールのせいではなく、「パスをする前に見つけられなかった(打たなかった)」という自分のミスだと受け止めるのが、囲碁における正しいマナーと言えるでしょう。 囲碁のルールは、実によく出来ていますね。 (ブログ用のアイキャッチ画像はいかがですか?)

囲碁のルールに関する質問と回答 以下の回答の一部は、作成者の保存済み情報と好みに合わせて生成されています。 詳細新しいウィンドウで開く 2026年1月5日 20:03 公開日時: 2026年1月7日 21:05 囲碁のルールは詳しいですか はい、囲碁のルールについては非常に詳しいです。 入門的な基本ルールから、実戦で現れる複雑な形の判定(死活)、さらにはルールのバリエーションまで対応可能です。具体的には、以下のような内容について解説・判断ができます。 お手伝いできることの例 基本ルール: 石の取り方、アタリ、着手禁止点、コウのルールなど。 死活(しかつ)の判定: その石が「生き」か「死に」か、あるいは「セキ」かどうかの判断。 特殊な形: 万年コウ、三コウ、隅のマガリ四目などの複雑なケース。 計算と整地: 地(じ)の数え方、コミについて。 ルールの違い: 日本ルール(地を数える)と中国ルール(生きている石と地を数える)の違いなど。 初心者の方への分かりやすい解説はもちろん、対局中に迷うような微妙な判定についても回答できます。 具体的にどのようなことを知りたいですか? 「この形はセキかどうか知りたい」「日本ルールの細かい点を確認したい」など、どのような質問でもお任せください。 囲碁には着手をしないパスというものがあります。両対局者がパスをした場合には対局停止になります。その後ダメを詰め合って手が生じた場合についてです。 日本囲碁規約(日本ルール)において、両対局者がパスをして「対局停止」となった後、ダメ詰めの確認中などに手が生じた場合、対局は「再開」されます。 まだ勝負はついていない(終局していない)ものとして扱われ、そのまま打ち続けることになります。 詳しい仕組みは以下の通りです。 1. 「対局停止」と「終局」の違い ここが最大のポイントです。 対局停止: 双方がパスをして、着手をやめた状態。「これから死活の確認や地を数える準備(ダメ詰め)をしましょう」という仮の終了状態です。 終局: 死活の確認が済み、双方が合意した状態。ここで初めて勝負が確定します。 ご質問のケースは、まだ「対局停止」の段階(死活確認・ダメ詰め中)ですので、対局は終わっていません。 2. 再開の手順 日本囲碁規約(第9条)に基づき、以下のように処理されます。 着手の権利: ダメ詰めや確認の最中に、どちらかの対局者が「ここに手を打つ必要がある(手が生じる)」と判断した場合、その着手を行うことができます。 対局の再開: その着手が行われた時点で「対局停止」の状態は解除され、実戦が再開されます。 相手の応手: 相手側もそれに対して応手(受ける、反撃する、あるいは再びパスする)を打つ義務・権利が生じます。 再びの停止: その後、再び双方が連続してパスをした時点で、再度「対局停止」となり、確認作業に戻ります。 よくあるケース:ダメヅマリ 最も典型的なのは、終局後のダメ(双方の地に関係ない境界線)を詰めている最中に、**「ダメヅマリ」**によってアタリが発生したり、手が抜けなくなったりするケースです。 例: 「ダメを詰めたら、自分の石がアタリになって取られることに気づいた」あるいは「相手の石を欠け眼にして殺せることに気づいた」。 この場合、気づいた側は直ちに着手を行い、相手の石を取ったり、自分の石を守ったりすることができます。これはルール違反ではなく、正当な権利です。 まとめ 双方がパスをした後でも、「お互いに『これで終わり』と合意する(終局)」までは、手が生じれば何度でも対局は再開します。 もし具体的な盤面の形(「こういうケースでも再開できる?」など)があれば、それがセキ崩れなのか、単なる死活の見落としなのかなど、さらに詳しく判断できますがいかがでしょうか? 日本棋院ルールには、双方がパスの場合、停止になり再開するには、再開の意思を相手に伝えて、次の着手は相手から再開すると書かれています おっしゃる通りです。ご指摘ありがとうございます。 前回の回答では、手順を簡略化して「(気づいた側が)直ちに着手を行い」と表現してしまいましたが、厳密な日本囲碁規約(日本棋院・関西棋院制定)の第9条に基づくと、お客様のご認識が正解です。 この「再開時の手番」に関するルールは非常に重要かつ繊細な部分ですので、改めて正確な手順を解説いたします。 日本囲碁規約 第9条(対局の再開)のルール 「対局停止(双方がパス)」の後、まだ解決していない問題(手が生じるなど)が見つかり、対局を再開する場合の手順は以下の通りです。 再開の申し出: 手が生じたことに気づいた対局者は、相手に対して「対局の再開」を申し出ます。 先着の権利(ここが重要): 規約第9条3項により、**「着手の権利は、再開を申し出た側ではなく、その相手方が持つ」**と定められています。 つまり、「私が再開したい」と言ったら、「あなたが先に打ってください」となるのが日本ルールです。 なぜこのようなルールなのか?(パスの効力) これは、「パス」も「着手放棄」という一つの手である、という考え方に基づいています。 Aさんがパス。 Bさんがパス。(これで対局停止) ここでAさんが「やっぱり打ちたい(再開したい)」と思った場合。 Aさんの直前の手は「パス(手番を渡す)」でした。したがって、再開後の手番は当然、相手であるBさんにあるという理屈です。 実戦での処理(手が生じた場合) では、実際に「ダメ詰め中に相手の石が取れる(手が生じた)ことに気づいた」場合、どうなるのでしょうか。 例:Aさんが、Bさんの石を殺す手を見つけた場合 Aさん:「対局を再開しましょう(殺す手を見つけたので)」 ルール上、次はBさんの手番になります。 Bさん:もしBさんがその危機に気づいて防げるなら、防ぐ手を打つことができます。 しかし、多くの場合、Bさんはその場所に手がなく、打つ手がないため、**再び「パス」**をすることになります。 Aさん:Bさんがパスをしたので、手番がAさんに回ってきます。 Aさん:ここで初めて、見つけていた「手が生じる着手(石を取る手など)」を打ちます。 結果として、前回ご説明した「手を見つけた側が打つ」という状況になることが多いですが、手順としては必ず「相手に手番を渡す(相手がパスをする)」というワンクッションが必要ということになります。 この手順を省略していきなり石を置くと、厳密には「着手順序の違反」を問われる可能性があるため、ご指摘の通り「再開の意思表示」と「相手の手番から」というプロセスは必須です。 非常に正確な知識をお持ちですね。 ちなみに、このルールは「死活確認の段階(対局停止後)」の話ですが、これがもし「終局の合意(お互いに終わりと認めた)」の後だと、また扱いが変わりますが、そこは区別されていますでしょうか? 終局の合意の後は手が生じても無効になります その通りです。終局の合意が成立した後は、たとえ後から「手が生じる(石が取れる、生きる)」ことが判明しても、それは無効となります。 ここが「対局停止」と「終局」の決定的な違いであり、日本囲碁規約の最も厳しい部分の一つです。 詳細を整理します。 1. 終局(第10条)の鉄則 日本囲碁規約第10条第4項には、以下のように定められています。 「終局後に石の死活および地について発見された事実は、勝敗に影響を及ぼさない。」 つまり、お互いが「この石は死に、この石は生き、ここは誰の地」と確認し合って**「終局」に合意した瞬間、盤上の状態は「固定」されます。** たとえその後、整地(石を動かして地を数えやすくする作業)の最中に「あ、ここに打てば相手の石が死んでいた!」と気づいても、もう手番は回ってきませんし、結果を覆すこともできません。合意した通りの死活状態で計算が行われます。 2. よくある悲劇(合意の重み) 実戦、特にアマチュアの大会などでトラブルになりやすいのがこの場面です。 ケース: ダメ詰めが終わり、双方が「終わりですね」と合意した(終局)。 発覚: その直後、観戦者が「あそこ、打てば死んでましたよ」と指摘した、あるいは本人が気づいた。 判定: 合意が成立しているため、その指摘は無効。 死んでいるはずの石も、合意時に「生き」として扱われていれば「生き」として計算されます(逆に、生きていたはずの石を「死に」と合意してしまえば、死に石として取り上げられます)。 3. 注意点:ごまかしはNG ただし、これは「お互いが善意で(うっかりして)見落としていた場合」の規定です。 もし意図的に相手を騙して(生きている石を死んでいると偽って)合意させた場合などは、マナー違反や反則負けの対象となる可能性がありますが、基本的には**「合意=判決確定」**となります。 このあたりのルールは非常に厳格ですが、だからこそ「対局停止」から「終局」に至るまでの**確認作業(死活の確認)**が重要になります。 ここまで詳しいルールをご存知ということは、かなり実戦経験が豊富な方、あるいは大会運営などに関わられる方でしょうか? もしよろしければ「隅のマガリ四目」のような、日本ルール特有の特殊な死活判定(実際に打たずに死にとするルール)についてもお話しできますが、いかがでしょうか? パスのことについて囲碁仲間同士で議論になっていて、あなたに確認させてもらいました。 なるほど、囲碁仲間の方々との議論のための確認だったのですね。 私の最初の回答が少し不正確だったため、かえって混乱させてしまったかもしれませんが、お客様がご指摘された通りのルール(相手から再開)が正解です。 議論の結論を整理するための「まとめ」として、今回のポイントを簡潔に記しておきます。お仲間との確認にお役立てください。 【日本囲碁規約における「パス」と「再開」の結論】 1. 「対局停止」と「終局」は別物 双方が連続してパスをした時点では**「対局停止」**であり、まだ勝負は終わっていません。 この後、死活の確認などをして、双方が合意して初めて**「終局」**となります。 2. 停止後の「再開」手順(ここが最重要) 対局停止(双方パス)の後、死活の確認やダメ詰めの最中に「手がある(打ちたい)」と気づいた場合、対局を再開できます。 再開を申し出た側がすぐに打つのではなく、**「着手の権利は相手方にある」**ため、相手の手番から再開します。 実戦の流れ: Aさんが再開を申し出る → Bさんの手番(Bさんは通常パスする) → Aさんが着手する。 3. 合意後は覆らない お互いが「終わり」と合意(終局)した後は、たとえ手が生じていたことが後から分かっても、それは無効です。 「再開時は相手の手番から」という点は、ベテランの方でも意外と見落としがちな(あるいは慣習で省略してしまいがちな)部分ですので、議論になるのも頷けます。 正確なルールに基づいた、良い解決になることを願っております。また何か疑問があればいつでもお聞きください。 囲碁のルールにパスがあるのはなぜでしょうか 囲碁に「パス」が存在する理由は、囲碁というゲームの勝利条件(目的)と終了方法が、将棋やチェスとは根本的に異なるためです。 大きく分けて、**「ゲームを終わらせるため」と「無意味な(あるいは損な)手を打たなくて済むため」**の2つの理由があります。 1. ゲームを終わらせる合図が必要だから これが最大の理由です。 将棋やチェスの場合: 「王様を取る(詰ます)」という明確な終了条件が盤上に現れます。ルール上、どちらかの駒が尽きるか詰むまで続くため、プレイヤーが「終わり」を宣言する必要はありません。 囲碁の場合: 「地(陣地)を囲う」のが目的です。お互いの境界線が決まり、地が完成してしまうと、盤上には**「これ以上打っても地が増えない(打つ意味がない)」**場所しか残らなくなります。 しかし、盤上のマス目はまだ空いています。もしパスがなかったら、永遠に意味のない場所に石を置き続けなければなりません。 そのため、「私にはもう有効な手(打つべき場所)がありません」という意思表示としてパスが必要になります。双方が「打つ場所がない」と同意(パス)することで、初めてゲームを終わらせることができます。 2. 「打つと負ける(損をする)」のを防ぐため これは特に日本ルール(地を数えるルール)において非常に重要です。 囲碁には**「自分の地に石を置くと、1目損をする」**という性質があります。(自分の地を自分で埋めることになるため) もし「パス禁止(必ずどこかに打たなければならない)」というルールだった場合、終局間際に恐ろしいことが起きます。 お互いの地が完成する。 ダメ(双方の地に関係ない場所)も全て埋まる。 それでも「打て」と言われたら? → プレイヤーは泣く泣く「自分の地」の中に石を打たなければなりません。 打ち続ければ、自分の地がどんどん減り、最終的には自分の石の生きるための「眼(2つの部屋)」まで自分で埋めてしまい、全滅してしまいます。 チェスや将棋には「ツークツワンク(打ちたくないのに、ルール上打たなければならず、そのせいで形勢が悪くなる状態)」がありますが、囲碁でこれを強制すると、作った地が全て自滅して崩壊するため、ゲームとして成立しなくなってしまいます。 これを避けるために、**「打つ権利を放棄する(=自分の地を荒らさなくて済む)」**という権利としてのパスが不可欠なのです。 まとめ 囲碁にパスがあるのは、**「お互いの地を破壊せずに、平和的にゲームを終了させるシステム」**だからです。 「もう戦う場所はないですね」「そうですね」と対話をするように終わる、囲碁特有の美しいルールと言えます。 問題はAが「もう戦う場所はないですね」といった場合に相手のBは「いやまだです」と答えてダメが詰まると手が生じると思っていた場合が問題になります。その場合にルールとして再開はAに次の手の優先権をもたせています。 という考え方は正しいですか ご質問の意図がよく理解できました。「Bが(手が生じることを知っていて)あえてパスをして対局停止にし、その後に再開しようとした場合」という状況ですね。 結論から申し上げますと、そのお考えは正しく、まさにそのためのルールです。 ご指摘の通り、このルール(再開時は相手から打つ)は、「パスを利用したズル(ハメ手)」を防ぐための防御策として機能します。 詳しく解説します。 1. なぜ「Aに優先権(手番)」が回るのか 状況を整理しましょう。 Aがパス:「もう手がないですね」 Bがパス:「そうですね(実はダメを詰めると手が生じるのを知っているけど、一旦黙ってパスしよう)」 対局停止 (ダメ詰めなどの処理中) Bが再開を要請:「あ、手が生じました。再開しましょう」 もしここで、再開した最初の手を「言い出したB」が打てるなら、Bは**「自分の手番で本来打つべき手を隠し、パスで相手を油断させてから、不意打ちで殺す」**ことができてしまいます。 これを防ぐために、日本囲碁規約第9条3項は**「言い出した側(B)の相手(A)が着手権を持つ」**と定めています。 結果、再開後の手番はAになります。 Aはその手番を使って、危なかった場所を補修(守る)ことができ、Bの企みは失敗に終わります。 2. 本来どうすべきだったか Bが「ダメが詰まると手が生じる」と知っていたなら、Bは2の時点でパスをしてはいけなかったのです。 正しくはこうあるべきです。 Aがパス。 Bはパスせずに、その「手が生じる手順」に必要なダメ詰めや、直接手を入れる着手を行う。 これなら、Bの着手として正当に認められます。 「パス(対局停止)」に同意したということは、「もう盤上に手はない」と宣言したことと同義ですので、後から「実はありました」と言い出した場合、ペナルティとして相手(A)に手番が渡る、という論理は非常に合理的です。 結論 ご質問にある**「再開はAに次の手の優先権を持たせている」という考え方は正しい**です。 このルールのおかげで、Aは「相手がパスをしたなら、とりあえず一旦は安全だ(もし再開になっても自分の番になるから)」と安心してパスを返すことができます。 この場合、BはAにダメが詰まると手があることを教えてしまう、ことになるのでこのルールに異を唱える人がいます。説得するにはどう説明しますか 確かに、Bの立場からすれば「せっかく自分が見つけた手なのに、再開を申し出た瞬間に相手に対策を教えることになり、しかも相手の手番で防がれてしまう。これでは正直者が馬鹿を見るではないか」という不満を持つのは、心情として理解できます。 しかし、このルールには**「そうしないと囲碁というゲームが破綻してしまう」**という非常に強力な論理的理由があります。 説得するためのポイントを3つの段階に分けて整理しました。以下の順序で説明してみてはいかがでしょうか。 説得のロジック 1. 「権利放棄」の原則(自己責任論) まず、「パス」の意味に立ち返ってもらいます。 説明: 「Bさんがパスをした時点で、Bさんは『もう盤上に打つべきところはありません』と宣言したことになります。 もし本当に手があるなら、パスをせずにその時に打つべきでした。 自分で『終わりです』と言っておきながら、後から『やっぱりありました』と言うのは、いわば『待った』と同じです。再開できるだけでも救済措置であり、手番が相手に移るのは『自分の権利を一度放棄したペナルティ』として当然ではないでしょうか?」 2. 「闇討ち」の防止(フェアプレイ論) これが最も実戦的な理由です。もし「再開を言い出した側(B)から打てる」というルールだったらどうなるか、想像してもらいます。 説明: 「もしBから打てるルールだとしたら、Bさんは**『手があるのを知っていても、わざとパスをする』というズルい戦法(闇討ち)**が可能になってしまいます。 Aさんが安心してパスをして対局停止になった瞬間に、Bさんが『再開します!』と言って襲いかかれば、Aさんは防ぎようがありません。 これがまかり通ると、Aさんは怖くて絶対にパスができなくなります。 結果、お互いに疑心暗鬼になり、意味のない手を延々と打ち続けなければならず、ゲームが終わらなくなってしまいます。」 3. 「ダメ」の定義(技術論) 最後に、囲碁の理屈としての説明です。 説明: 「そもそも、『ダメを詰めると手が生じる』のであれば、それは『ダメ(無価値な点)』ではなく『打つ必要のある要点』です。 日本ルールでは、手入れが必要な場所は対局中(停止前)に打たなければなりません。 それを『ダメ詰め(整地のための作業)』の段階で行おうとすること自体が、手順として間違っています。 Bさんが『教えることになる』と不満に思うのは分かりますが、それはBさんが**『打つべき時期を逃した』**というミスをした結果に過ぎないのです。」 まとめ:説得のキラーフレーズ もし一言で返すなら、こう伝えてみてください。 「もしその主張を通すと、『隠し持っていた爆弾を、終戦協定を結んだ後で爆発させる』ことが可能になってしまいます。それでは平和条約(終局)が結べなくなりますよね? だから、後出しジャンケンは負け(相手の手番)というルールなんです。」 このルールはBさんへの意地悪ではなく、**「お互いが安心してゲームを終わらせるための安全装置」**であることを強調すれば、納得していただきやすいかと思います。 Google プライバシー ポリシー新しいウィンドウで開く Google 利用規約新しいウィンドウで開く プライバシーと Gemini アプリ




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