囲碁日記

DIS囲碁倶楽部との対抗戦(2010/08/01)

「囲碁・将棋チャンネル」のコマーシャルなどで知られているDIS(Diamond Igo Salon)で、会社囲碁部とDIS囲碁クラブメンバーとの対抗戦が行われた。

前から、六本木で開催された囲碁関連イベントなどで、DIS所属の若い女性のスタッフからDISの話をきいており、そのうち訪ねようと思っていたが、高級囲碁倶楽部というイメージで敷居が高い思いもあった。
 今回会社囲碁部メンバーの家族でDISスタッフの人がいた関係で親善試合が企画された。

DISは麹町にあり、市ヶ谷の日本棋院とも徒歩10分以内の距離。
電車の乗り継ぎが順調なこともあり、30分以上早く到着するとすでに4人ほど到着しており、稲葉禄子さんもいた。稲葉さんはDISのマネージャーで、DIS社長であり株式会社方円企画の代表取締役でもある 白江 徹一(シラエ テツイチ)氏の奥さま。囲碁界のみにとどまらない有名人である。

双方25名ずつで持ち時間40分の3試合が行われた。DISメンバーは若い人が目立つ。
私の最初の相手は2段の20才代と思われる男性。大田区に居住、職場もあるが囲碁倶楽部などが無いのでDISに来ているとのこと。4段の私とは2子局となった。私にとって最も勝率の悪い組み合わせである。自分が2子を置いた場合は経験抱負なのでそれなりに打てるが2子を置かせると3割くらいの勝率になる。これからの課題である。左上で私が定石と違う手をうったら、そこまでスラスラ進んだところで考えた。これは強いなと思い以降慎重にうった。結果は盤面ジゴ(引き分け)であったがDISルールで白の私が負けとなった。
2戦目は私と同年代とみられる2段の男性。とにかく石を切ってくる力碁タイプ。乱戦となりほとんどの石を捕ったので私の中押し勝ちとなった。
3戦目は3段の若い男性。中盤で相手の大石を狙う展開になり、私だったら繋がないかなとおもいながら1間飛びを覗いたところやはり繋いでくれなくて1眼確保された。その後とれないと思いながらとりにいって逆に私の石がとられthe endとなった。結果1勝2敗であった。

会費は懇親会込みで5,000円であったが、ゆったりとした椅子に白石も厚いハマグリで碁盤もいいものを使っている。懇親会もビール、ワイン、焼酎などのアルコール付きでスシやピザなどおいしかった。

最後は王唯任プロ4段の解説と、各幹事によるメンバー紹介で参加者全員一手ずつの連碁が行われ、大変楽しく過ごすことができた。

全体としては、稲葉ファンの私からみると、マネージャーとしての稲葉さんが全体の雰囲気を明るくしスタッフの方のもてなしの気持ちが伝わり at homeな雰囲気であった。

また、以前に本サイトでも私の故郷、秋田県大仙市が「囲碁サミット」に参加しているとこを掲載したが、今回のDIS側参加者に、秋田県大仙市の職員がいたことがわかり、名刺をいただき、思いがけない郷里の人と知り合うことができた。

DISの入口は地下鉄有楽町線「麹町」駅通路から直結の啓ビル入口をとおり4階。

稲葉さんの挨拶

対局風景

懇親会、ホロ酔い気分でtwo shotをお願いした。

成績優秀者の表彰

T中さんから写真を頼まれた

両チームを通して最高段位9段格の一人。元院生とのこと

連碁は当たり前の手より、話題性のある少し疑問手のほうが楽しい

白の稲葉さんの手番。次の手を見てさすが強いと思った。左は王唯任4段ご夫妻

稲葉さんの御主人でオーナーの白江氏も参加

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