囲碁日記

対N社親善囲碁大会


昨年7月にも本サイトで紹介したN社との親善囲碁会に参加。今年は7月10日に東京市ヶ谷の日本棋院で開催された。 今回で12回目になるとの幹事の紹介があった。元々は通信大手のN社は私が務めていた会社の大きな取引先であった。会社の前々囲碁部長がN社の営業担当であったことから親善囲碁会を企画したと聞く。N社は巨大企業であり次第に囲碁の関係者が散り散りになり、現在は特別に組織だった囲碁活動は行っていないと懇親会できいた。

両社15人ずつの参加で3人1組棋力順にA,B,C,D,Eの5チーム構成とし、午後1時からチーム内での総当たり申請段位のハンデイで全員3戦対局とする。 私はDクラスで3段、他の2人は5段でのエントリー。N社のDチームは4段2人と3段1人の構成。知らない相手との対局は棋力や棋風が解らないので序盤戦はお互い探り合いになる。私もここ1年ぐらいから社外対抗戦に末席から参加しており次第になれてきて以前より緊張はしなくなった。

1局目は4段との対局で先番逆コミもらい、結果相手の大石を捕り中押し勝ちとなった。2局目も4段の相手で序盤でかなりの棋力との感触を得たので慎重にうった。中盤まで相手が2度程部分的に失敗したら、突然投了した。投げっぷりがよい。 3局目は同じ3段との対局。私が序盤で無理な石を逃げて逃げ切れずにとられ、左辺から中央に大きな地ができこれは負けたなと思いながら続けていたら相手が私の地に入りこもうとしダメ詰まりになり、逆にこちらが相手の地を破って大差で勝つことができた。(勝ったときは書く気がでてくる。)
チームも勝ち会社対抗でも圧勝であった。昨年は大接戦であったことからN社は今年はツキがなかったようだ。


対局開始前。そろそろ対局相手が気になる。

第1局目を勝ったので余裕の写真撮影

Aクラスのトップ同士の対局に衆目が集まる。

懇親会の乾杯

会社囲碁部I上7段がN社グループの元社長よりカップの授与

私のチームもチーム賞をもらった。賞品はビール券であった

会社囲碁部リーダーI上7段の挨拶。「囲碁は負けることによって強くなる」と著名プロ棋士の言葉を紹介し来年はN社の勝ちといたわる。

N社Aクラスの挨拶。N社はAクラスに若い人が眼立ち羨ましい。

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