恒例の囲碁部秋季合宿が神奈川県足柄下郡湯河原町「ホテル四季彩」で10月28日から2泊3日の日程で開催された。
今年の春に引き続き同じ場所での開催となった。他にも候補地があったがアンケートをとり評判が良かった。
合宿は、講師の日本棋院光永淳造六段も含めて38名が参加。韓国からも9名が参加した。囲碁部では韓国の囲碁部と毎年相互訪問をしている。
今回の参加者は部内段級位9段から5級まで、Aクラス(9段~6.5段)、Bクラス(6.5段~6段)、Cクラス(5.5段~4.5段)、Dクラス(4.5段~5級)に分かれてクラス内総当たりとクラス横断の一局と光永プロとの一局を含んで11局を行った。
2日目の午前9時から光永六段による棋譜解説があった。定石手順もさることながらいつもとても参考になるのが、プロはどういう考え方でその一手を打っているかということ。
解説会の後はハイキング組とテニス組に分かれて体を動かす。今回は前日の雨のため急遽万葉公園での散策となった。ホテルから緩い温泉街の登り坂を20分ほど歩いて公園に着き園内の渓流沿いを散策。渓流沿いには紅葉の木がうっそうと茂っており、およそ1ヶ月後の紅葉の頃にはさぞ綺麗だろうと思った。登り切ったあたりに独歩の湯という名の足湯があったが、靴を脱いで拭くのが面倒で、温泉旅館に泊まっているのだからと思って足湯には入らなかった。
年々体力的にきつくなる気がするが、最近は遅くても午後12時には寝て温泉に朝夕の2回入ることにしている。Cクラスで6勝4敗とまあまあの成績であった。
ホテル四季彩
ホテル四季彩ホール
対局室。碁会所と違って旅館やホテルの碁盤や石は粗末なものが多いが、ここは部屋も立派、碁盤は合板だが榧(かや)で白石も一応ハマグリ。
全員が受ける光永六段の指導碁
初日の夜は通常料金ではバイキングだが千円プラスして借り切り和室での食事
韓国からの参加者紹介
料理は値段からすれば十分リーズナブル。これにアルコールドリンク飲み放題とご飯と味噌汁
2日目午前中は光永六段による棋譜解説
棋譜解説の後は徒歩20分の万葉公園に行き園内散策
万葉公園は渓流沿いに散策路があり紅葉の頃は綺麗と思う
万葉公園内に平成13年にオープンした足湯施設「独歩の湯」有料
湯河原に国木田独歩が逗留したことに因んだ文学碑、昭和11年に建立された。「湯ケ原の渓谷に向った時は、さながら雲深く分け入る思があった」
Aクラス優勝 Jang さん