囲碁日記


オールアマ囲碁団体戦


3月14日にオールアマ囲碁団体戦が日本棋院で開催された。 この大会は5人ひと組であればどんな組み合わせでもよく、申請による棋力のポイント制で対局は無差別クラスを除いてはハンデイ戦となっている。 職場での囲碁クラブチームが多いが、お爺さん、お父さん、子供3人のチームや囲碁クラブの子供チームなども参加している。無差別クラス以外はチームの総合ポイントの合計でAからCクラスに別れての対戦方式となっている。 私の会社囲碁部からは5チーム25人が参加した。昨年はAクラスで優勝、Bクラス準優勝している。 この大会も6回目となり、申請段位は幹事に一任されこれまでの経験から2,3段下げての申告となった。私自身は初段としてエントリーした。 予選リーグの5チームが3回戦を行い、勝ち星数、チームの勝ち数で順位がきまり、首位チームは決勝トーナメントに進む。

第1回戦で我がチームは2勝3敗となり、早々と決勝トーナメント進出絶望となった。全体としても会社囲碁部5チームはすべて 予選リーグ敗退となった。私自身は1勝2敗と振るわなかった。話に聞くと会社の同じBクラスのチームが小学生チームに1勝4敗で敗れたらしい。子供といっても全国小学生大会の5位とかでプロを目指せるレベルである。
いつも同じ相手と対局しているのでいろいろな人と打てるので新鮮であった。

2月に行われた15人で1チームの団体戦など、日本棋院主催のさまざまな形態での大会があり、それこそ老若男女が対等に勝負を楽しむのは囲碁の面白さである。対戦前の緊張した雰囲気の中で、これから対戦する目の前の人と少々気まずさを感じながら話すのもよいものである。どこの会社もOBの割合が多いらしい。2月に対戦した商社チームは15人全員が退職OBとのこと。

私の棋力は会社囲碁部では3.5段で通常の碁会所や囲碁倶楽部ではそれ以上で打っている。
昨年秋の日本棋院主催の3人ずつの団体戦Cクラスで3位に入賞したことがあったが、このときの私の申請ハンデイは初段であった。 他のチームも明らかに下げて申請してくるので止むを得ないところもある。
しかしながら巷で通用する段位のまま申請してくるのも少なくない。 こういうチームからすれば自分より低い段位での申請なのに明らかに強い相手にハンデイをあげての対局となり、釈然としない。
低く申請してハンデイをもらって勝つより、普段打っているままの棋力申請で負けても潔し、とするのが本来かもしれない。
負けても勝っても後味の悪さが残るが、勝敗にこだわるゲームなので勝つとうれしく負けると悔しいので致し方ないというところか。

「碁がたきは憎さも憎し懐かしし」という有名な川柳がある。

開始前

若い女性もちらほら

左のメガネの男性に私は負けてしまった。

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