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2015/10/16

2015年秋季囲碁部合宿

恒例の囲碁部合宿が10月16日から18日まで神奈川県の陣谷温泉で開催された。今回は18名の参加。年々部員の高齢化が進んだこともあり参加人数が減少の傾向にある。 囲碁が好きな気持ちは決して衰えていないが、夜遅くまで囲碁を打つと相当に疲れる。しかも負けたくはないので対局中は気が張っていて気が付かないが、終わってみるとフラフラする。 私なども数人一緒の部屋に眠ると、神経が高ぶっていて他人の鼾や寝言やトイレに立つ物音など気になって睡眠不足になる。

春は箱根の花月園であったが、今回は陣馬山南麓のある旅館「陣谷温泉」での開催となった。似た名前に鶴巻温泉の「陣屋」がある。小田急線相模大野駅ロータリーで待ち合わせし、圏央道相模原愛川ICから八王子経由東名高速相模湖ICで降り、相模湖畔で昼食をとり、10分ほどの旅館に到着。

auの携帯電波が届かないから秘湯といえる。但しソフトバンクとdocomoは使える。旅館の自慢は、檜風呂と山菜、川魚料理、猪鹿鍋。 旅館には立派な囲碁対局室があり様々な囲碁の合宿などが行われており、著名な棋士の書や色紙、扇子などが飾られている。陣馬山(867m)は富士山が良く見える人気のハイキングコースとして知られている

碁会は日本棋院光永淳造6段を招いて、Aクラス10人、Bクラス9人の構成でリーグ戦を行う。それ以外にも自由対局があり勝率で賞金が出る。 2日目は雨天のため藤野のハイキングは中止となった。湯の花でうっすらと白く覆われた檜風呂の温泉は申し分なく、食事も美味しく、猪鍋、山菜料理、川魚などでおなかが重いと感じながら囲碁漬の3日間を過ごした。

檜風呂(陣谷温泉サイトより)

陣谷温泉

開会の挨拶

藤沢秀行名誉棋聖が、生前よく訪れたとのこと。

囲碁・将棋プロ棋士などの色紙

指導碁コーナー

恒例となった光永淳造プロの棋譜解説

Aクラス高段者同士の対局。どちらも私が3子置く。

昼食は軽めに盛りそば

Bクラスの優勝決定戦。どちらも中村道場の同門。

旅館の裏手

道端

入口に置いてあった松の盆栽の苔(マクロ撮影)

閉会式までの空き時間で光永プロが詰碁の出題。何度も見かけた形だが覚えきれていない。

Bクラス優勝長井さん

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