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ひかりTV杯ネット囲碁選手権大会

2014/11/21

2014/11/21に、囲碁将棋チャンネルで、「ひかりTV杯ネット囲碁選手権大会」決勝の対局が放映された。

この棋戦は、「アマチュア竜星戦」の予選として位置付けられ、2014年7月下旬~8月上旬にネット対局での予選が行われ、決勝が日本棋院地階の竜星スタジオで9月6日に収録された。

決勝対局は、千葉県在住の金沢東栄さん(51)と同じく千葉県在住の久代俊明さん(45)。金沢さんは囲碁界では「金沢兄弟」として名が知られ、学生時代に全日本学生十傑戦で4連覇するなどの実力者。久代氏は世界アマ日本代表準優勝など数々の実績がある。解説小林覚九段、聞き手押田華奈での放映であった。

さすがは、トップアマレベルの対戦で見応えがあり、後半白の金沢さんが優勢との小林覚九段の解説。結果黒番久代さんの時間切れ負けとなった。

金沢東栄さんは、私が現役の頃、会社囲碁部の主将として数々の社会人大会などでチーム優勝に貢献した。金沢さんが退職された後も時折り他社との対抗戦などに出てくれている。一度も負けたのを見たことがない。

「第13回アマチュア竜星戦」全国大会は、「全国ケーブルテレビ局選抜囲碁選手権大会」、「スカパー!杯ネット囲碁選手権大会」 、「ひかりTV杯ネット囲碁選手権大会」 の3予選の勝ち上がり者など32名が参加し、11月29日(土)・30日(日)に日本棋院東京本院で開かれる。決勝戦に進出すればプロ「竜星戦」の予選に出場できるという特典がある。

前回の「第12回アマチュア竜星戦」決勝は洪奭義(ホン ソッギ)さん(アマ名人・アマ本因坊)が、趙錫彬さん(チョウ ソッビン)さん(スターキャット・ケーブルネットワーク代表)を破って連覇を果たした。
洪さんは、2014年5月に開始されたプロ公式戦「第24期竜星戦」予選に出場して、プロ棋士数名を破り本戦トーナメントに進出して、巻幡多栄子4段、向井千瑛5段を連破し、次回三谷哲也7段と対局する。

左上スミに黒はシチョウ当たり(五の4)を打った。幾分黒が打ちやすいとの解説

92手目白は左辺で黒一子をシチョウに抱えた。56手目に打った白の右辺から中央に飛んだ1間トビが素晴らしく白優勢

黒時間切れ負け

優勝の金沢東栄さん

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