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関 達也二段の指導碁・5子局
2014/02/08

関 達也二段

今回で100回となった囲碁日記。囲碁の話題は同じことの繰り返しが多く、毎週、毎月、2ヶ月毎、年に一回そして不定期な碁会もある。 よくも飽きないと自分でも思うがそれだけ囲碁は面白い。退職してから自分の交友関係は多くが囲碁がきっかけとなっている

先日の向ヶ丘遊園囲碁サロンの囲碁大会でBクラス優勝のご褒美として、日本棋院 関 達也二段との指導碁券をいただき、2月8日に向ヶ丘遊園囲碁サロンに出かけた。

この日東京地方は16年ぶりの大雪となり、長靴を履きマフラーでの完全装備。電車ダイヤは大幅に乱れていた。

指導碁は5子局の手合いであったが、中央の地にこだわり左上、右下と大きく浸食され20目近い負けとなった。 局後丁寧に100手以上指導していただき大変勉強になった。「中央の地は小さい、隅の方が出入りなので大きい」とのご指摘が身に染みた一局であった。

指導碁のあと囲碁サロンの常連と一局打ち、早めに帰ろうと、向ヶ丘遊園駅で「伊勢原〜秦野駅間で強風のため全線運行を見合わせている」とのアナウンス。しばらく待ち、ようやく来た各駅停車に乗り百合ヶ丘駅に着いたところで、「柿生・鶴川間の踏切内で乗用車が脱輪している」とのこと。1時間程ストップ、電車のドアは一つだけ開け他は締めていたが、外は猛吹雪で車内も寒い。「踏切の自動車が取り除かれた」との車内アナウンスがあったが、今度は「新百合ヶ丘駅のポイントが動かない」とのこと。結局鶴川駅まで通常15分のところ2時間を要した。

黒16手目は、白7の左Aにコスミ付ける方が良い。

右辺の囲まれている黒22から2線にAと下がる手を考えていたが、白35と先に下辺に打ち込まれてしまった。

黒48の伸びは頭を叩かれよくない。単に46の下にAと下がるところ。

黒52は、2目の頭なのではねたが一路右に伸びる方が良かった。先手で切られてしまった。

天元付近の黒が心配になって黒64とボウシしたが白65と変わってもったいない。中央の黒は捨てても良い。

左上、黒74と白の一間飛びを出て、白75の押さえに対し、どちらを切るか、ずいぶん迷って黒76に切ったが2路左にAと切って、左辺白69の左にBの切りを狙うところ。中央を地にしようとしてはいけない。

右辺黒94のぶつかりは一路右2線にコスむところ。
右下スミの白123のハサミつけは解っていたが手をいれる気にもならなかった。白の渡りをAと阻止すれば劫になっていた。それでも他に2手打てる方が良かった。手を抜いた以上は劫を恐れてはいけない。劫を避けたければ一線にはねておく。

右下スミで白に先手14目を打たれて、中央を囲ったが、目算してみると、もうすでに10目以上黒が悪い。


大雪



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