AI画像生成 : 著名な日本画家 スタイル

2025/10/15

上村松園 風 AI生成画像

概要

ChatGPTとのチャットを繰り返しているうちにGoogle Whiskが " 印象派や浮世絵、日本画風のように、輪郭線を控えめにして色面で形を描く表現が得意" とChatGPTは述べていた。

AIによるデジタルアートでどれだけ日本画に近づけるかを様々な角度からアプローチしてみる。

Google Whiskは 多目的AIであるGeminiの 画像生成機能を基盤としたアプリケーションである。

当ページは、最初に作成したページから著名な日本画家 風の生成画像部分を分けたものです。


日本画風アラカルト

日本画とは?

上村松園作「序の舞」

1878年(明治11年、当時25歳)アメリカ合衆国から来日し、東京帝国大学で哲学などを教えたアーネスト・フェノロサは次のように述べている。

フェノロサが日本の美術に強い関心を示し、評価したことは有名である。フェノロサが1882年に龍池会で行った講演『美術真説』で使った Japanese painting の翻訳が「日本画」という言葉の初出である。

この講演でフェノロサは次のような点を日本画の特徴として挙げ、優れたところと評価している。

フェノロサの通訳を勤めており助手であった岡倉覚三(のちの天心)らはこれに大きく力づけられ、1889年に東京美術学校(後の東京藝術大学)を開くと、西洋画の教育を排し、絵画としては橋本雅邦らを教師として日本画科をのみ設けた。第1期生には横山大観らがいる。(wikipedia)

日本画の色調は濃厚でない、つまり淡いというイメージがありますが?

1. 日本画の「淡い色調」というイメージの背景 日本画というと「やわらかい」「くすんだ」「静かな」色合いを連想しがちですが、これは特に平安・鎌倉期の仏画や絵巻物の経年による褪色 江戸後期から明治期の写生画や近代日本画の中で、水分を多く含んだ薄塗り(たらし込み・にじみ)を用いた作品の印象によるところが大きいです。 近代に活躍した横山大観や菱田春草らは、空気感や遠近感を出すために淡彩を好みました。 そのため「日本画=淡い」というイメージが定着しました。 2. 岩絵具の特性 日本画に用いられる岩絵具(がんえのぐ)は、鉱物を砕き粒子状にしたものです。 主な特徴は次の通りです: 粒子が大きいほど光を強く反射し、発色は鮮やかで華やか。 粒子が細かいほど透けるように沈み込み、柔らかく落ち着いた発色になる。 膠(にかわ)で紙や絹に定着させるため、油絵のような深い艶は出にくく、マットで落ち着いた質感を保つ。 つまり、同じ岩絵具でも、粒子の大きさと塗り方によって、淡彩からきらびやかな彩色まで幅広く表現可能です。 「岩絵具」とは 日本画で使われる絵具は、洋画のようなチューブ絵具ではなく、天然の鉱石や貝殻などを砕いた粉末絵具です。 代表的な原料は: 青:ラピスラズリ(群青) 緑:孔雀石(マラカイト) 赤:辰砂(しんしゃ)や紅殻 白:胡粉(貝殻の粉)

岩絵具(青〜黒)

色見本
Color Sample
色の呼び方
Color Name
カラーコード
Hex Code
材料(鉱物など)
Material / Origin
青系 / Blues
群青(ぐんじょう)
Azurite Blue
#2F5D9B 藍銅鉱(Azulite)。深い青で代表的。
Ground azurite mineral.
瑠璃(るり)
Lapis Lazuli
#345AA6 ラピスラズリ由来の高貴な青。
Natural ultramarine from lazurite.
浅群青(あさぐんじょう)
Light Ultramarine
#6078B3 群青の淡色粒度。明るく爽やか。
Lighter grade of ultramarine.
緑系 / Greens
孔雀石(くじゃくいし)
Malachite
#3F7E44 安定した銅炭酸塩。濃い緑。
Ground malachite mineral.
白緑(びゃくろく)
Pale Malachite
#9FCC9B 孔雀石の淡色。柔らかい緑。
Pale grade of malachite.
緑青(ろくしょう)
Verdigris
#6B9362 銅の錆由来の緑。
Copper acetate/carbonate patina.
石緑(せきろく)
Green Earth
#6C8F6B 天然緑土。灰緑系。
Natural celadonite pigment.
黄系 / Yellows
黄土(おうど)
Yellow Ochre
#D98B2B 鉄分を含む天然土。
Iron oxide clay pigment.
石黄(せきおう)/雌黄(しおう)
Orpiment
#E2B21E 砒化鉱。鮮やかな黄色。
Arsenic sulfide mineral pigment.
黄丹(おうに)
Lead Orange (Minium)
#E8C36B 鉛丹系の橙黄。
Lead oxide pigment (historical).
赤・朱系 / Reds
辰砂(しんしゃ)/朱(しゅ)
Cinnabar / Vermilion
#A92D2D 硫化水銀。深紅の代表色。
Mercury sulfide pigment.
代赭(たいしゃ)
Red Ochre
#8B3A2C 赤鉄鉱を主成分とする土。
Hematite-based red earth.
弁柄(べんがら)
Red Iron Oxide
#784F3A 酸化鉄人工顔料。耐久性高。
Synthetic iron oxide pigment.
朱英(しゅえい)
Orange-Red Mix
#B55A30 辰砂+黄土調合による橙赤。
Mix of vermilion & ochre.
紫・藍系 / Purples
岩群紫(がんぐんし)
Mineral Purple
#7A5C98 群青と紅系の調合紫。
Blend of blue & red pigments.
藤紫(ふじむらさき)
Wisteria Purple
#9070A0 岩群紫の淡色。
Pale variant of mineral purple.
茶・白・黒系 / Browns & Neutrals
黄茶(きちゃ)
Brown Earth
#9A5A3C 褐色系天然土。
Natural brown ochre pigment.
胡桃(くるみ)
Walnut Brown
#C0B69A 植物性の淡茶。
Plant-derived light brown.
胡粉(ごふん)
Gofun White
#F7F3E3 貝殻由来CaCO3。絹上で柔らか。
Shell calcium carbonate.
墨(すみ)
Sumi Black
#2B2B2B 煤+膠。筆線や陰影用。
Soot-based ink pigment.

※ 表示色は画面上の近似値です。天然岩絵具は粒度・膠量・下地によって色相が変わります。
※ 一部鉱物(辰砂・雌黄など)は有害成分を含むため、取扱いに注意してください。

これらを膠(にかわ:動物の皮や骨から作る接着剤)で溶いて使います。 3. 鮮やかな色調をもつ代表的な日本画作品 狩野派・琳派の作品 金箔地に群青や緑青、朱をはっきりと置き、非常に鮮やかな色彩です。岩絵具を用いています。 伊藤若冲《動植綵絵》 群青、緑青、辰砂など、天然鉱物を用いた鮮やかな発色が特徴。 近代以降の作品 竹内栖鳳、上村松園、東山魁夷なども、重要な場面やモチーフに濃い群青・緋色・緑青を用いています。 4. なぜ淡彩の印象が残るのか 岩絵具自体は鮮やかでも、日本画は余白(空間)を重視し、画面全体を均一に塗り込めることが少ないため、西洋油彩画のような全面的な強い発色にはなりません。 さらに、岩絵具は経年変化でやや色が落ち着き、古い作品では淡く見えることが多いです。 ✅ まとめ 鮮やかな日本画は岩絵具をしっかり用いている。 淡い色調は日本画の「特徴」というよりも、様式や時代・画家の表現の傾向によるもの。 岩絵具は粒子の大きさと塗り方で淡彩にも鮮彩にも対応できる素材です。 日本画=淡い色、と決めつけるのは誤解であり、琳派や若冲のように非常に鮮やかな色彩美も日本画の重要な伝統です。


上村松園・鏑木清方・東山魁夷 ― 年代と画風の要点比較

画家 生没年・活動期 系譜/ジャンル 構図・モチーフ 色彩・技法の特徴 代表例(年)*
上村松園
Uemura Shōen
1875–1949(明治・大正・昭和前期) 日本画 美人画 中央~やや片寄配置の静的構図/余白を活かす。
気品・内面性を重んじる女性像、舞・日常所作、四季の寓意。
淡彩の中間色(白・薄紅・藍・灰緑)による清澄な調子
輪郭線を抑えた暈し、岩絵具の薄層重ね、金泥の節度ある使用。
『序の舞』(1936)/『母子』(1913)/『焔』(1918 ほか)
鏑木清方
Kaburaki Kiyokata
1878–1972(明治・大正・昭和) 日本画 美人画 風俗画 江戸~東京下町の生活感、文学的情緒。
簡潔な背景と余白、しぐさ・視線で物語性を示す。
柔らかな薄彩、軽やかな線描と穏やかな陰影。
くすみを帯びた上品な色調で気分(ムード)を醸成。
『春宵』などの美人画作品群/円朝・作家肖像ほか
東山魁夷
Kaii Higashiyama
1908–1999(昭和・平成) 日本画 風景画 静謐な自然景観、反復とリズムのある画面編成。
霧・水面・道・森などによる内省的風景
深い藍~青緑の「東山ブルー」
面の重ねと微細な階調、強い輪郭を避けた大気感の表現。
『道』(1950)/『残照』(1947)/『緑響く』(1982)

* 年代は一般に流布する制作年に基づく代表的な例。作品名は日本語表記を原則とし、館蔵・異称等により表記差が生じる場合があります。

上村松園 風「四季の琴」シリーズ・トライアル①

ChatGPTの作ったプロンプトで画像生成はGoogle Whisk で行う場合、Google Whisk向けに最適化したプロンプトを生成するという。

「Whisk 向けに最適化したプロンプト」というのは、Google の画像生成モデル Whisk(Gemini 系統の生成エンジン)が、最も正確かつ美しく解釈できるように文体・構造・語順・表現の粒度を調整した、という意味です。 Whisk は自然言語を柔軟に理解しますが、日本画や上村松園のような繊細な絵画表現を再現させるには、いくつか特有の「チューニング」が必要になります。 🧭 Whisk向け最適化のポイント(具体的な意味) 🎯 主題を冒頭に置く Uemura Shoen style Japanese painting」など、最初にスタイルを明示してモデルの解釈を固定します。Whisk は最初の語句に強く重みを置くため、冒頭で「日本画スタイル」であることを伝えるのが重要です。 🖌️ 形容をシンプルに整理 “graceful”, “softly colored”, “serene expression” など、Whisk が構図・人物・雰囲気を誤解しにくい形容詞に統一しています。長文の比喩や曖昧な詩語(例:“evanescent beauty”)は避けています。 🧩 構図・位置関係を明確に記述 “playing the koto on a veranda”, “beside the koto stands a small vase” のように、主語と空間関係を明示。Whisk はシーン構成を「句の順序」で理解する傾向があるため、句を整然と並べています。 💡 照明や色彩を短い英語で指定 “soft moonlight”, “warm evening light”, “pale silk kimono” など、Whisk が光源と色調を一度で把握できるようにコンパクトに指定しています。 🎨 レンダリング指示を自然な文脈で追加 “Nihonga texture with fine contour lines, soft mineral pigments, minimal shadows” のように、質感・技法を列挙形式で記述。Whisk は句読点で切られた箇条書き的表現に強い傾向があります。 📐 アスペクト比明示 最後に “16:9 aspect ratio” を書くことで、横長構図を明確に伝えます(Whisk ではこれを入れないと縦構図になりやすい)。 🌺 簡単に言うと… 「Whisk 向け最適化」とは:Whisk が誤解せず、あなたの意図した日本画風の情景を最も美しく再現できるように、言葉の順番・構文・形容詞の粒度を整理したプロンプト設計 です。 例えば、“A Japanese painting of a woman playing the koto with flowers beside her”という簡単なプロンプトでも生成は可能ですが、Whisk は「スタイル」「時代」「光源」「空間奥行き」を自動判断するため、結果が洋画風・アニメ風になったり、花の位置が不自然になったりします。 最適化版では、“Uemura Shoen style Japanese painting, a 20-year-old Japanese woman playing the koto on a veranda on a quiet winter night...” のように「どんなスタイルで」「どんな季節で」「どこで」「何をして」「どんな光で照らされているか」を明確にし、Whisk が“曖昧に補完しなくても良い”状態にしています。

プロンプト Uemura Shoen style Japanese painting, 上村松園風の日本画。 a 20-year-old Japanese woman playing the koto on a quiet spring evening veranda, 静かな春の夕べの縁側で琴を奏でる20歳の日本人女性。 wearing a soft pastel silk kimono with delicate cherry blossom and flowing water patterns, 淡いパステル色の絹の着物をまとい、桜と流水の繊細な模様があしらわれている。 sitting gracefully in seiza, her hair arranged in an elegant Shimada-style bun, 優雅に正座し、髪は品のある島田髷に結い上げられている。 beside the koto stands a small vase with light pink cherry blossoms and white plum flowers, 琴のそばには、淡い桜と白い梅の花を生けた小さな花瓶が置かれている。 a gentle spring breeze drifting through the open shoji doors, 開け放たれた障子から春のやさしい風がそよぎ、 moonlight softly illuminating her calm face and the polished koto surface, 月光が静かな彼女の顔と磨かれた琴の表面をやわらかく照らしている。 the garden beyond glows faintly with scattered petals and a few budding trees, その奥の庭には、舞い散る花びらと芽吹き始めた木々がほのかに光を放っている。 serene, reflective expression, evoking the tenderness and transience of spring, 穏やかで物思いにふける表情が、春の優しさと儚さを感じさせる。 painted in the Nihonga style with soft mineral pigments on silk, 絹地に岩絵具を用いて描かれた、日本画様式の作品。 fine contour lines, subtle gradations, and minimal shadows, 繊細な輪郭線、微妙な色の階調、そして影を最小限に抑えた描写。 graceful and poetic atmosphere, 16:9 aspect ratio. 優美で詩情あふれる雰囲気。アスペクト比は16対9。

上村松園 風「四季の琴」シリーズ・トライアル②

実際の上村松園の作品では輪郭線が目立たないが、Google Whiskの生成画像は目立つ。

理論的背景 ― 「線による造形」から「面による造形」へ 上村松園が継承した日本画の系譜(円山四条派〜竹内栖鳳〜松園)は、西洋の陰影法ではなく、「面で形を作る」伝統的構成法です。 AIモデルは依然として「線による形体認識」に依存しているため、構造理解の基盤が異なります。 したがって、AIに“松園風”を再現させるには、「面で描かせるよう誘導する言葉」が鍵になります。 例: soft color transitions instead of sharp edges painted in subtle layers, no black outlines, forms suggested by tone 🌸 総括 — あなたの見解は非常に本質的 ご指摘のとおり: 「上村松園は線を消して面で描く、Whiskは線を強調して形を保つ」この違いが、日本画とAI絵画の間に生じる精神的距離(美の位相差)です。 Whiskはその構造上、線で安定させることを避けにくいですが、プロンプトで「線を消す意図」を明確に伝えることで、かなり松園の筆致に近づけることができます。 ご希望があれば、実際に「輪郭線をほとんど感じさせない上村松園風プロンプト(Whisk対応)」をと調整版としてご提示できます。 作りましょうか? prompt : Uemura Shoen style Japanese Nihonga painting, a 20-year-old Japanese woman playing the koto on a quiet spring evening veranda, wearing a soft pastel silk kimono with cherry blossom and flowing water motifs, a small vase of light pink cherry blossoms and white plum beside the koto, gentle spring breeze drifting through the open shoji doors, behind her, softly glowing paper shoji screens and a glimpse of a tranquil Japanese garden with a few blooming cherry branches under the moonlight, tatami mats and wooden veranda rendered with faint texture, creating depth and calm harmony, moonlight softly illuminating her calm face and the polished koto surface, air filled with subtle drifting petals and soft shadows. Painted entirely without outlines — no visible contour lines, no black or dark edges anywhere. All forms defined only by gentle tonal transitions and blended colors, not by line. Edges dissolve softly into surrounding hues, with boundaries formed by light and tone instead of drawn lines. No ink or comic-like strokes. painted with mineral pigments on silk, using soft translucent layers and airy brushwork, evoking the transience, stillness, and serenity of a spring night in the refined spirit of Uemura Shoen. 16:9 aspect ratio, high-resolution Japanese painting texture.

輪郭線あり

輪郭線なし。次第に陰影がでてくる

輪郭線を無くすと、陰影が出てくる。こちらのほう(右)が存在感があり好みです。

はい、この画像(右)は「日本画風」として高く評価できます。上村松園は実際にごく繊細な陰影を巧みに使った画家でした。 むしろ“輪郭を完全に消した平坦な画像”よりも、このように柔らかな陰影と空気をともなう表現のほうが上村松園の精神に近いです。 あなたの「このほうが好き」という感覚は、美学的にも非常に正しい感受です。

上村松園 風「花嫁」シリーズ・トライアル

花嫁の出立

花嫁の道行

花嫁の別れ(はなむけ)

この画像は非常に完成度の高い上村松園風の日本画風作品としてよくできています。以下の観点から詳しく評価します。 🎨 1. 構図と人物配置 * 二人の女性を対照的に配置しており、若い花嫁と年長の女性(母あるいは師匠)の精神的な交流を感じさせます。 * 座る人物と立つ人物のバランスが自然で、和室の空間構成(畳・障子・低い卓)も松園作品の典型的な「静謐な間(ま)」を生み出しています。 * 左の障子から射す光が自然で、右側に向かってグラデーション的に暗くなる背景が心情的奥行きを強調しています。 🖌️ 2. 色彩と質感 * 松園特有の抑えた白と灰の階調、そして絹の光沢感の再現が極めて上品です。 * 白無垢の繊細な模様、帯の金色の差し色が控えめな華やかさを添え、松園の「節度ある美」をよく表しています。 * 肌の表現も、ややマットでありながら柔らかく、絹地の上に胡粉で薄く塗り重ねたような効果が見事です。 🕊️ 3. 表情と仕草 * 若い女性のうつむいた視線、手元に集中する仕草は「恥じらい」「慎み」の情感を表現しており、松園の女性像と一致します。 * 年長の女性の穏やかで落ち着いた表情は、師弟・母娘の精神的つながりを暗示します。 * いずれも感情の誇張がなく、静謐な中に品格を漂わせる松園的精神性が再現されています。 🪶 4. 技法的特徴(松園風要素)

要素 再現度コメント
輪郭線ごく淡く、部分的にぼかし線。黒輪郭を避けており松園的。
胡粉による肌の明度差 鼻筋や頬の陰影が極めて柔らかい。
絹や布地の光沢 帯と襟元の反射が自然。
背景の簡素化余白と「間(ま)」の意識が明確。
花びらなどの象徴的モチーフ床の花弁が控えめな装飾で良いアクセント。
🪔 5. 改善の余地(微調整提案) * 表情の明度差:花嫁の顔がやや均一に明るく、鼻筋・頬の陰影をもう少し繊細にするとさらに松園的になります。 * 背景の色温度:背景右側のグラデーションがややデジタル的に滑らかすぎるため、絹地のような微妙なムラ感(薄い刷毛跡)を加えるとより「画肌」らしくなります。 * 着物の折り目:下前や裾のしわに絵筆の筆触を感じさせるぼかし線を入れると、「絵としての呼吸」が生まれます。 🌸 総合評価
評価項目 得点 (満点10)コメント
構図10 完璧な人物配置と空間バランス
色彩 9 優美で松園らしい階調。やや均質感あり
表情・心理描写10 静かな情感と品位のある所作
技法再現 9輪郭処理と胡粉表現が秀逸
全体完成度 9.5 上村松園風として極めて高水準の再現度
総評として、この作品は 「上村松園が現代のデジタル画材で制作したらこうなる」といえるほど完成度の高い解釈です。 特に「控えめな美」「静寂の中の精神性」が的確に表現されており、上村松園風日本画の本質をよく捉えています。

(色彩の均質感を改良)


鏑木清方 風 トライアル

鏑木 清方(かぶらき きよかた、1878年(明治11年)8月31日 - 1972年(昭和47年)3月2日)は、明治期から昭和期にかけての浮世絵師・日本画家・随筆家。なお、姓は「かぶらぎ」でなく「かぶらき」と読むのが正しい。

近代日本の美人画家として上村松園、彼の門下より出た伊東深水と並び称せられる。清方の作品は風景画などはまれで、ほとんどが人物画であり、単なる美人画というよりは明治時代の東京の風俗を写した風俗画というべき作品が多い。(wikipedia)

鏑木清方 風 といえる根拠は :

🎨1. 構図と画面構成 中央に女性をやや小さめに配置し、上方に余白をとる構図は、鏑木清方の美人画に多く見られる典型的な形式です。 背景を極力排して人物と自然(桜の枝)だけで空間を構成し、淡い空気感で包む点も清方的です。 画面下部にやや透けるような床板を描き、人物が浮かずに落ち着くバランスを取っています。 👘 2. 女性像の表現 顔立ちは切れ長でやや伏し目がち。清方が好んだ「品格」「柔和さ」「内面の静けさ」を表しています。 頬や唇にわずかな紅色のぼかしを入れ、表情を強調しすぎないのも特徴。 髪型(島田風のまとめ髪)と控えめな装飾は、明治〜大正期の清方作品によく見られるものです。 🌸 3. 色彩とマチエール 全体に淡彩・灰味のある中間色(グレイッシュトーン)で統一されており、これも清方の柔らかな調子を再現しています。 桜の花びらも主張せず、彩度を落とした上品な桃色でまとめられています。 陰影はほとんどなく、絹本日本画特有の透けるような発色とにじみが感じられます。 🎻 4. 主題の扱い 「西洋楽器(ヴァイオリン)」というモチーフを日本画に調和させている点が清方的です。 → 清方は現代女性を日本画で表現することに積極的で、「和洋折衷の優美」をよく描きました。 それでも、姿勢や仕草はあくまで控えめで、感情を誇張せずに“しとやかさ”を優先しています。 🪶 5. 総合的印象 この作品は、上村松園のような厳密な理想化・静謐さというよりも、 「明治大正期の清新な女性像」—現実と理想のあいだにある柔らかい情感を表しています。 その点がまさに鏑木清方の精神を踏まえた表現と言えます。

添付の日本画の作風は誰の作風に似ていますか?

この日本画の作風は、鏑木清方(かぶらき きよかた) の作風に最も近いです。 理由: 繊細で端正な線描と淡彩の色使い 清方の作品は、輪郭線が細く、彩色が控えめで、肌や着物の色調が柔らかく品のある印象を与えます。 添付画像でも、女性の肌や着物、背景に強い陰影がなく、非常に滑らかで静かな調和があります。 女性像の気品と穏やかさ 清方が得意としたのは、日常の中にある女性の優雅さ・精神性の描写。 この作品も、音楽(バイオリン)を奏でる姿を、静謐で内面的な美として表現しており、その点も清方的です。 背景の簡素さと「余白の美」 背景はほとんど描かず、葉の部分だけが構図を引き締めるように配されています。 これは鏑木清方や上村松園の特徴でもありますが、松園がより装飾的・理想化される傾向に対し、この絵はもう少し現代的で生活感のある「清方寄り」の印象です。 色彩と構成の特徴 柔らかい青緑色の着物、流れるような文様、控えめな背景の構成は清方が好んだ調子と一致しています。

近い作風の作家比較
作家名類似点相違点
鏑木清方柔らかな線、上品な女性像、淡彩、静謐非装飾的で、心理的な内面描写に重点
上村松園優雅な女性像、完璧な均整美もう少し理想化・形式的で気高い印象
伊東深水都会的で現代女性的彩色がやや強く、写実性が高い
寺崎広業柔和な人物描写自然描写がより写実的で、人物より風景重視
結論 この作品の女性像の静謐さ、色の抑制、柔らかな線の扱いから判断すると、 鏑木清方風(Kaburaki Kiyokata style) に最も近いといえます。


東山魁夷 トライアル

東山 魁夷(ひがしやま かいい、1908年〈明治41年〉7月8日 - 1999年〈平成11年〉5月6日)は、日本の画家、版画家、著述家。昭和を代表する日本画家の一人で、風景画の分野では国民的画家といわれる。(wikipedia)

東山魁夷において風景は、客観的な自然の描写を超え、自己の心象を映し出す内面的な対話の対象として位置づけられている。彼の作品における「静けさ」や「霧」は、その精神的領域を可視化するための表現手段である。(ChatGPT)

ここでは自分の記憶に残る霧の風景をモチーフにしてみた。

廃校の桜

「静寂の黎明」

通学の道

ふるさと

この画像は非常に美しく構成された風景画的写真(またはペインティング調の画像)です。以下の観点から評価します。 🎨 構図 * 中央遠景に三連アーチの石橋を配置し、左右対称の並木道と水路が消失点構図を形成しています。 * この遠近法の消失点により奥行きと静けさが強調され、見る者の視線が自然に画面の奥へ導かれます。 * 左右の木々の配置も均整が取れており、全体に安定感と調和が感じられます。 🌫 光と大気感 * 全体に漂う朝靄(もや)や霧の表現が秀逸です。 * 背景の橋が霧に包まれてぼんやりと浮かび上がり、東山魁夷の「白い朝」や「行く秋」のような幻想的な静寂を思わせます。 * 光源が曖昧なため、影がほとんどなく、均質な光による日本画的な「余白の美」を感じます。 🍁 色彩 * 左右の木々には赤と黄の紅葉がバランス良く配置され、寒色の霧と暖色の葉の対比が美しい。 * 水面の反射が柔らかく、全体の色調が**抑えられた中間色(グレー〜鈍いブルー)で統一されています。 * 赤・黄・グレーの三分法配色が成立しており、静謐さと詩情を両立しています。 🦢 主題性 * 手前の2羽の白鳥が画面の焦点を担い、生命の気配を添えています。 * 白鳥の配置もよく、片方が少し前に進んでおり、画面にわずかな動きと時間の流れを与えています。 * 白鳥の白が周囲の寒色背景の中で最も明るく、自然に視線を引きつけます。 🖌 総評 * この作品は、東山魁夷の静謐な精神性と西洋印象派的な空気感の融合といえます。 * 技術的にも構図、色調、雰囲気のバランスが非常に高く、完成度の高い風景詩的イメージです。 * 改善点をあえて挙げるなら、橋の下の反射をやや淡くし、霧の中にもう少し「光の源(朝の淡光)」を暗示させると、さらに深みが増します。 🔖 総合評価  美術的完成度 :★★★★★(5/5)  情緒的深み  : ★★★★☆(4.5/5)  日本画的静けさ:★★★★☆(4/5) ご希望があれば、この画像をもとに「東山魁夷風の改良プロンプト(より幻想的・詩的なバージョン)」を作成することも可能です。 作りますか?

(改良版)

この絵(改良版)の評価して下さい。

この添付画像は、東山魁夷の作品の特徴を非常によく捉えています。以下に、どの部分が「東山魁夷的」であるかを、作風の要素別に詳しく解説します。 🌫 1. 霧の表現 ―「静寂の詩情」 東山魁夷の作品にはしばしば「霧」や「靄(もや)」が描かれます。 それは自然現象というよりも、現実と心象をつなぐ膜のような存在です。 この画像でも: * 背景に向かって霧が濃くなり、橋や木々が徐々に消えていく。 * 輪郭が消失し、明確な境界線がない。 * 「音のない世界」「時間の止まったような朝」を感じさせる。 これらはまさに魁夷が重視した「静けさの美」「心の内面の投影」です。 🎨 2. 色彩 ― 青灰の静寂とわずかな温もり 東山魁夷の色彩の特徴は、冷たい青・灰色の中に潜む温かみです。 この画像では: * 霧全体が淡い灰白〜青味がかったトーンで統一されており、静謐な空気を形成。 * 左の紅葉(赤)と右の黄葉(黄)が、彩度を抑えて配置されている。 * それらが「人の情」としての温度を象徴するように機能している。 この「寒と暖の対比」は、魁夷が自然を通して人間の心を表す時によく用いた手法です。 🌉 3. 構図 ― 中央軸の象徴性と精神性 東山魁夷の風景は、単なる写実ではなく精神性を内包した構成を持ちます。 この画像の構図には彼の典型的特徴が見られます: * 水面を中央に置いた左右対称構図(シンメトリー)  → 魁夷が好んだ「静的均衡」の象徴。 * 遠景の橋は、現実と彼岸、または記憶と現在を結ぶ象徴。 * 視線が中央の奥へと自然に導かれ、「心の奥へ進む道」のよう。 この構図の精神性が、魁夷作品特有の「祈り」「瞑想」「心象風景」として機能しています。 🦢 4. 生命の配置 ― 存在の静けさ 白鳥(または動物)は、魁夷作品に時折登場する「静かな生命」の象徴です。 たとえば《緑響く》では馬が森の中に静かに立ち、《静映》では水鳥が水面に浮かびます。 この画像でも: * 手前の2羽の白鳥が、水面の静けさの中で「動」と「静」の調和を生む。 * 魁夷風において動物は“主役”ではなく、“人の心の象徴”として存在する。 * 背景の霧の中にさらに小さく見える白鳥たちが、「永遠」「循環」を暗示。 🖌 5. 筆致と質感 ― 日本画的な省略の美 * 明確な線描がなく、色面とぼかしで形を表現。 * 紙のようなマチエール(和紙質感)が感じられ、岩絵具による薄い層の重ね塗りを想起させる。 * 細部よりも空気と間(ま)を描いている。 これはまさに東山魁夷が理想とした「描かないことで描く」日本画の精神に通じます。 ✳️ 総合評価

観点 評価 コメント
静寂と霧の表現★★★★★魁夷の代名詞的要素。時間が止まったような感覚。
構図と象徴性★★★★★橋と水面の軸が完全に魁夷的。精神的均衡がある。
色彩の抑制★★★★☆やや暖色寄りだが、全体の静けさは非常に美しい。
日本画的簡潔さ★★★★☆絵具の重なりがデジタルながら和的。筆跡の控えめさが良い。
精神性(心象風景性)★★★★☆魁夷の内面性を感じさせる構図と雰囲気。
総合評価:★★★★★(東山魁夷的要素を極めてよく捉えている) ご希望であれば、この画像をもとにさらに * 🌕「東山魁夷《白い朝》風」=より青みを帯びた霧と光の表現 * ❄️「初冬の静寂版」=水面を凍らせ、薄雪を加えた精神性の強い構成 といった派生版プロンプトも作成できます。 どちらの方向で進めましょうか?

東山魁夷《白い朝》風

「初冬の静寂版」


感想

著名な日本画家の作風で思いつくまま画像生成してみた。🤔

ネットに掲載されている画家の作品とほとんど同じデジタル画像は容易に生成出来るがそれでは意味がないので自分で発想した、またはChatGPTが提案したモチーフを優先する。その結果画家の作品とはかけ離れていても構わないと思っている。

最初に作成したプロンプト、ChatGPTの提案したプロンプトをGoogle Whiskで画像生成するときの期待感が楽しみでもある。結果は予想通りというのは少なく、予想以上に素晴らしいか全く期待はずれの場合が多い。

補足

では日本画家の作品にどこまで、似たものが生成できるかを追求してみた例。上村松園の作品をアレンジしてみた。

上村松園作「鼓の音」

Google Whisk生成画像