高校バスケットボール ウインターカップ2017(2017/12/25,26・東京体育館)

母校秋田工業高校は、今では古豪といわれ伝統的にラグビーが強く今年も10月の秋田県大会決勝で優勝し67回目の全国大会出場を決めた。高校駅伝もこのところ毎年京都の全国大会へ駒をすすめている。

ところが今年、多くの同窓生が予想もしていなかったが、母校のバスケットボールが秋田県大会決勝で勝った。秋田県では、2004年が最後の全国大会のウインターカップ優勝だが、能代工業高校が国内では無敵を誇っていた時代があり、その後も平成高校が全国大会に出ていた。今回秋田工が全国大会へ出場するのは31年ぶりとなった。31年前は能代工が前年に全国優勝したため出場出来たという。その前は50何年前という。丁度我々が在校時に、秋田市の山王体育館に全校応援に行った記憶がかすかに残っている。

ということで、秋田から全国大会出場するとなると遠征費用がかかり同窓会にも寄付金の依頼があり、私も少々奮発した。ウインターカップの開催される東京体育館へは秋田ふるさと応援団としてここ数年続けて応援に行っているが、母校が出場するとなるとより気合が入る。

12月25日は、前日行われた女子の2回戦で秋田県代表の湯沢翔北高校が、1回戦から勝ち上がった県立岐阜商に勝ったため、朝9時から女子3回戦の試合があり、いつもより1時間早めに起床し、久しぶりに満員の通勤電車にもまれて東京体育館に向かった。同じ日の15時40分から秋田工の初戦(抽選で1回戦はシード)があった。女子の湯沢翔北は優勝候補の大阪桐蔭が相手で貫禄負けを喫した。男子の秋田工は接戦の末美濃加茂(岐阜)に勝利した。

翌日の26日、男子の秋田工は13時20分から3回戦で広島皆実と対戦した。試合開始直後いきなり17点を連取され、大敗かと思ったが直ぐに1点差まで追いついた。最後は力尽きて敗れたが母校の健闘に久しぶりに興奮した。

スポーツ写真として、良い写真はどういうものかと常々考えている。選手の真剣な表情と全力ではつらつとした高校生らしい動きが撮れたら良いと思うが、動きも激しく観客席に座りながら他の観客にも配慮しなくてはならず、なかなか難しい。また、応援団が声援を送る様子もうまく撮りたいと思うので、途中からあるいは最初から相手チームの応援席側からも撮った。


<<2017/12/25>>

バスケットボール第70回全国高校選手権大会(ウインターカップ2017)第3日は25日、東京体育館で男子2回戦と女子3回戦を行なわれた。  秋田県代表女子の湯沢翔北は大阪桐蔭に60―94と完敗。大阪桐蔭は黒人選手も含め2人の長身選手が活躍した。

31年ぶりに出場した男子の秋田工は2回戦(抽選で1回戦シード)、美濃加茂(岐阜)に66―61で競り勝って初戦を突破した。  秋田工は26日、準々決勝進出を懸けて広島皆実と戦う。

湯沢翔北 vs 大阪桐蔭 (女子3回戦 2017/12/25)

大阪桐蔭の黒人選手が活躍。他の選手も身長が高く秋田は苦戦を強いられた

6番の選手は去年も出ていて、163センチながらきびきびとボールハンドリングが巧みでみていて小気味よい


秋田工 vs 美濃加茂(岐阜) (男子2回戦 2017/12/25)

Dコート(サブアリーナ)。全国大会出場を予想してなくて、幟など準備出来なかったらしい

秋田工 主将。巧みにチームをリードしていた。

盛んに3点シュートを狙う

秋田の監督が大きな声で指示を出す

試合終了

よくやった





<<2017/12/26>>

秋田工 vs 広島皆実 (男子3回戦 2017/12/26)

第4日は26日、東京体育館で男子3回戦を行なわれた。男子秋田工は準々決勝進出を懸けて広島皆実と対戦し、61対70で敗れた。

今回2日間東京体育館で秋田のチームの応援。男女とも大変よく頑張った、十分にベスト8のチャンスはあると感じた。素晴らしい会場で全国レベルの試合を経験できた選手は幸せだと思った。応援団も元気をもらった。

秋工は試合開始直ぐ17点を先行されたが同点まで追いついた

佐藤氏(秋工卒)は応援団長のピンチヒッター

試合終了。選手に拍手

千駄ヶ谷駅近くのそばやに立ち寄りました。この店は将棋会館に近く、将棋の藤井 聡太4段が出前を取ったことがテレビに紹介され一躍有名になった。





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