千駄ヶ谷の東京体育館で開催されている「東日本大震災被災地復興支援 JX-ENEOSウインターカップ2011」で男子バスケット3回戦に駒を進めた能代工業の応援のため秋田ふるさと応援団は武内事務局長のナマハゲとともに駆けつけた。
秋田県立能代工業高校はこれまで高校選抜大会で20回優勝しているが、近年地方都市のスポーツ伝統校がもつ共通の問題に直面している。高校野球やラグビーなどに見られているとおり、全国から実績のある選手を集める私立高校に全国大会で勝てなくなってきた。
今年夏の甲子園で活躍した青森県代表光星学院などは、スタメン選手全員が関西や沖縄出身者で占めている。このことを知ってから高校野球を見る気がしなくなった。
この日対戦した静岡県沼津中央高校は、新しいチームで、身長201センチのセネガル出身ソウ・シェリフ選手を軸に近年急に強くなったチームらしい。
会場となった東京体育館では、バスケットボールコートが3面敷かれており1万席といわれる観客席は満員で、通路も次の試合の選手や応援団で溢れていた。
試合の結果は、黒人選手が一人で34得点をあげ、87対72で能代工業は敗れた。
ふるさ応援団 武田団長と三平会長
沼津中央 ソウ・シェリフ選手
ジワジワと点差が開いていく。
志水 一希選手。身長168センチながら正確なシュートで大活躍。