竿燈 in 浅草2017

2017/06/03

今年8回目となる浅草での秋田の竿燈演技。8月の本番のためのデモンストレーション。毎回秋田の同窓会関連から情報が入リ2014年以来3年ぶりの浅草行きとなった。

竿燈は国の重要無形民俗文化財に指定されている。重要無形民俗文化財の県別件数では、秋田県が2番目愛知県の12件を大きく引き離して17件と全国で最多。秋田の人は祭り好き、とともに先祖からの慣習を大切にして子孫に伝えているとも。

竿燈の提灯には秋田市内の各町の紋(町紋)があしらわれているものが多い。佐竹氏九代藩主の佐竹義和(1775~1815)が、当時竿燈を出していた町内の町紋を考案した。これらの町紋は、町名や業種の象徴、長寿や子宝、豊作などの縁起物など、城下の繁栄や幸せを願ったものとして現在に受け継がれている。

前回と同様浅草は多くの観光客で賑わっており外国人が目立つ。雷門から浅草寺までの浅草仲見世商店街など歩くと、せんべいや団子などの和菓子と扇子や箸などの伝統工芸品が売られており江戸文化の名残りを思わせる。一方隅田川越しにそびえ立つ優雅なスカイツリーの女性的な姿が、新しい東京を象徴している。

13時前に銀座線淺草駅に到着。3年前は30度の真夏日であったが、この日も27度近くあり、カメラと3本のレンズ入りバックを背負って歩くとびっしょりとシャツの背中に汗が滲む。

急ぎ13時からの花やしき通り商店街での竿燈演技をみた。18時30分からオレンジり通りでは、蝋燭の灯りが入った提灯が揺らぎ、熱の入った演技に見物客から大きな歓声が湧いていた。

花やしき通り商店街・他

人込みのなかからなんとかスカイツリーをバックに入れた。

秋田美人の観光レディー

下肴町の町紋

上米町一丁目の町紋

イケメンの演技にスマフォをかざした若い女性から「こっち向いて」と声がかかる

柳に蹴鞠の町紋は柳町

写真同好会とけやき会会長

オレンジ通り

突風でビルの壁面に引っ掛かり提灯の蝋燭が消えてしまった

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