戻る

春高バレー2017応援

2017/01/05

第69回全日本バレーボール高等学校選手権大会「春高バレー」が東京体育館で1月4日から1月8日までの日程で開催。

第2日の1月5日、女子2回戦に出場した秋田県の由利高校を応援した。試合は高知中央の速さに圧倒されてストレート負けを喫した。

由利高校チームは、前日の1回戦で、佐賀清和と対戦し3年ぶりに初戦を突破した。

秋田ふるさと応援団は、前日の男子秋田県雄物川高校と女子の由利高校の応援にも、なまはげ、両校の生徒、先生、元先生、卒業生、父兄とともに応援席から声援を送ったが、この日は別の用事があり応援には行けなかった。帰宅して由利高校が初戦を勝ったと聞いて急きょ千駄ヶ谷まで出かけた。

ふるさとの高校生を励ますことが主目的だが、懸命に頑張っている高校生の姿を写真に収めたいと思ったのも早起きして出かける動機になっている。

年末から年始にかけて、高校生のバスケットボール男女、駅伝男女、ラグビー、サッカー男子、バレーボール男女とスポーツ全国大会が一斉に開催され、秋田県からもそれぞれ出場をした。

昔は秋田工業高校のラグビーや能代工業高校の男子バスケットボールなど、今では古豪といわれる全国トップレベルの高校や他のスポーツでも単発的に全国優勝した秋田の高校が存在していたが、最近では全国的に選手を集める(集まる)スポーツ強豪校が定着しつつあり、高校生の数が減少している地方都市で、近郊から選手を集めるしかない公立高校は選手層が薄くならざるを得ない。

全国大会に出場し、くじ運がよく同じようなレベルの相手と対戦できると1、2回戦まで勝ち上がることもあるがシード校の壁は厚く、これを破るのは至難の業である。それでも高校時代に培ったものを基礎にして、大学や社会人になってその分野で活躍する選手が必ず出てくる。長い人生からみれば、高校時代は通過点に過ぎないので自分なりに頑張ってほしいと思う。

また、強化策として全国大会以外にも強豪校相手のテストマッチなどが重要で、秋田から東京、長野などへチームが遠征するには、教師も含めて一回につき数百万の経費がかかるという。そのため寄付金が重要な資金源となっている。私もこの冬、母校の駅伝とラグビーに寄付をした。目標寄付金は3千万円と聞いた。

全国大会に出場するという名目で、寄付金集めのためOBが、秋田県の各企業などを廻り、企業なども快く応じると聞く。同窓会も頼りにされ、毎年総会に来賓として出席される母校校長も必ず「物心両面でサポートして頂きたい」と話す。大阪の試合に必ず応援に行く同窓会の先輩は、いつも5万円寄付するという。

試合前 由利はいつも手をつなぎ輪を作る。

午前9時30分 Dコート 試合開始

由利高校応援席

試合は負けたがよく頑張りました。応援席から拍手

バボちゃんの前で。由利高校元教師、東京支部同窓会長も一緒。

戻る