皆既月食「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」

2018/01/31

数日前から皆既月食に関する情報がテレビやネットに流れ出した。ひと月かけて月が満ち欠けするのが数時間のうち起こるのと大して変わらないとおもっていて、天気予報も東京地方は雲がかかりそうとのことだった。20時過ぎ窓から覗いたらフルムーンがくっきりと見えたので、急遽バルコニーに三脚を立てて撮影の準備をした。

今回の月蝕は「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」になるという。スーパームーンとは、地球に月が近づいた際に見ることができる月のこと、満月(1ヶ月に2度)になることをブルームーン、そして皆既月食になることがブラッド・ムーン。NASAが Super Blue Blood Moon と称したことからのようだ。次のスーパー・ブルー・ブラッドムーンは2037年になるという。

実際の月蝕から天体の動きを実感出来て、これまでの認識を改めた。これほどまでに赤くなるとは思っていなかったので感激した。太陽光が地球の大気を通過するときに青色光は拡散するが波長の長い赤色光は月まで届くのだという。日本語では赤銅色といっていたが、英語ではblood moonと表現している。昔は天体の蝕の仕組みがよく解らなくて、なにやら不吉な予兆ととらえられたのか、「血塗りの月」などと表現しているのもある。

20時25分

20時52分

21時26分

21時43分

22時26分





戻る