「秋高連・25周年記念フェスタ」

2010/12/09

各同窓会代表

平成22年12月9日(木)17時50分より「秋高連・25周年記念フェスタ」が、アルカディア市ヶ谷で開催された。 在京秋田県高等学校同窓会連合会(秋高連)は、2010年で結成25周年となり今回は記念総会となった。
県北11校 68名、県央15校 119名、県南12校 94名、友好組織1校 8名、ゲスト53名の総勢342名の出席。第1部佐竹敬久秋田県知事の講演に続き、第2部交歓会となり、20時55分エンデングとなった。
高校時代は若かったこともあり他高生とはスポーツなどライバル意識が強かったが、いまでは、同郷の友である。 私は昨年から参加しており、思いがけない素敵な出会いもある。
ふる里秋田の暗いニュースばかり聞こえていたが、行政や若い企業家の活躍に接し、こちらも元気をいただいた。

佐竹敬久(さたけ のりひさ)秋田県知事の講演

佐竹知事は私と同じ昭和22年生まれ。佐竹氏は秋田藩主の一門で角館地区を治めていた佐竹北家の子孫。
講演の題名は「県政運営の基本」となっており、現在の秋田県の抱えている課題についての取り組みについての講演内容。
秋田県は少子高齢化が最も進んでいる県となっている。自殺率日本一、医師が少ない、さらに今年の異常気象での農業の不振も秋田県経済に深刻な影響を与えた。昔の政治家は、陳情された案件について、予算を付けてやれたが、現在は、如何にして断るかが政治家という。スポーツ振興と観光で秋田を明るくしたいという。知事自ら海外に出かけ、観光をPRしている。国レベルでもトップセールスが物を言う時代になった。ビジネス感覚も政治家には必要となったようだ。

秋田をPRする「あきた美の国大使」に加藤夏希さんと佐々木希さんを委嘱したとのこと。

顔をしらない人はこちら。

寺田典城(てらだすけしろ)参議院議員

私と同じ秋田県大仙市出身、前秋田県知事。「いまの日本政治は大きな変革期にさしかかっている」と佐竹知事も同じようなことを言っていたが、やはりそんな気がする。

小野清子(財)日本スポーツ振興センター理事長

秋田北高校出身で、元オリンビック選手。秋田県のスポーツ振興に助力してもらいたい。

NAASH 立行政法人日本スポーツ振興センター

由利高原鉄道のPR

「乗ろうよ!! 由利高原鉄道(鳥海山ろく線)」

秋田県のローカル鉄道線は人口減の影響により、いずこも大赤字。 由利高原鉄道も鳥海山のふもとを走る23kmの元国鉄矢島線。現在は第三セクターで運営されている。 タスキを掛けて利用を呼びかける。地元高校同窓生も応援。

由利高原鉄道

秋田県教育庁生涯学習課

平成24年オープンの新秋田県立美術館について説明。新美術館に展示される壁画の縮小版 藤田嗣治作「秋田の行事」を秋田から持参し組み立てた。

(新)秋田美術館


年譜によれば藤田嗣治は、1933年47歳のとき日本に帰国し、36年秋田の平野政吉を訪問、翌37年3月『秋田の行事』完成。大地主で米穀商だった富豪平野政吉は、美術品のコレクターで藤田作品の熱心な収集家でした。「私は世界一の絵描き」だと公言する藤田に、平野は詰め寄ります。「世界一の絵描きというなら、世界一の絵を描いて」みよと。そして藤田は、「大きさが世界一の絵」を「誰にもできない早さで仕上げ」ることを約束しました。完成したのが、『秋田の行事』。 縦3.65m、横20.5m。キャンバスの左隅に、「1937年 昭和十二年 自二月二十一日至三月七日 百七十四時間完成」と書き込まれています。 この壁画には、秋田の季節毎に行われる行事を柱に、秋田杉の材木置き場や油井にたつ櫓などを描きこみ、そして何よりも秋田の庶民の表情を生き生きと描いています。左から、平野家へ年始の挨拶にくる人びと、かまくらで遊ぶ少女と凧やそりで遊ぶ男の子、夏の竿灯祭り、冬の梵天祭り、そして右端に八幡日吉神社の秋祭りが描かれている。

「有限会社エンカレッジ」代表 渋谷明美さん(秋田北高卒)

秋田を中心にfree paper 「Ag」を発行している。

赤い文字で「Ag」と書かれた表紙を、手に取ったことがある方も多いのではないだろうか。秋田県内を中心に隔月20日、4万部を発行している、「お父さんの生活応援誌『Agエイジー』」。編集長の渋谷明美さんは、「お父さんという存在が好き」という気持ちと、「秋田を元気にしたい」という情熱から平成16年11月に有限会社エンカレッジを立ち上げ、フリーペーパー「Ag」の発行を開始した。

「A g」

「秋田プロバスケットボールクラブ株式会社」 社長 水野勇気氏

同社は昨年5月に日本プロバスケットボール(bjリーグ)参入が認可された。日本プロバスケットボール(bjリーグ)は16チームで構成。
秋田県立能代工業高校男子バスケットボール部は、昭和42年埼玉国体での初優勝を皮切りに、平成19年度のインターハイと秋田わかすぎ国体での優勝を含め、インターハイでは22回目、国民体育大会では16回目、その他冬の選抜をあわせ優勝通産58回としている高校バスケ界の誰もが認める名門校。
 bjリーグ参入は全県民の願いであった。

秋田プロバスケットボールクラブ株式会社

  秋田美人の「チアダンスチーム」のページもご覧ください。

「株式会社こめたび」社長 首藤郷さん

「こめたび」は 秋田の本物の「米」と「旅」で秋田と都会を結ぶ架け橋になることを目指す今注目の企業。
「スーパースター農家」と消費者を結びつける。宅配のみにとどまらず、都会の消費者が生産者の農村に出かける民泊も企画している。
スーパースター農家とは、「一流の職人であると同時に、エコロジストで、科学者でもあって、それでいて経営者の顔も合わせもち、日本の未来も考えていて。」と、現在7人とのこと。 フレッシュな感覚である。

こめたび

民謡ロックシンガー 佐藤真理子さん(秋田県大館市出身)

NHKの「ステージ101」にレギュラー出演していた。ダイナミックな歌声。

SugarBall

読売新聞特別編集委員 橋本五郎氏を囲んで

テレビなどでおなじみの読売新聞特別編集委員 橋本五郎氏は、秋田高校東京同窓会会長(赤いバラを付けている)。秋田聖霊学園高校(女子高)の皆さんと、男性陣は東京秋工会会員。この中に夫婦同士の会員がいた縁でおなじ写真におさまった。

聖霊学園高校同窓生のある女性の兄嫁が赤川姓とのことで、私の父方の親戚であったことが判明した。

東京秋工会の参加者

東京秋工会の参加者は17名で参加校中最多。
(右から3人目 赤川)