薬師池公園・風薫る

2023/05/01
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薫風の候とは、若葉の爽やかな匂いを運ぶ初夏の風が吹く季節、というが、季節感が次第に早まり、今頃から使っても違和感はない。

この日は2009年に初めて購入したミラーレス一眼カメラに、17mm、F1.8の単焦点レンズのみ持参して、いつもと違った画角の写真を撮った。

今年のゴールデンウィークは祝日の配置がよく、5月1日(月)と2日(火)を有給休暇にすると4月29日昭和の日から5月7日(日)まで9連休になる。 定年退職者とすれば、いつもゴールデンウィークなので、日ごろ働いている現役世代にゆっくりと休暇を満喫してもらおうと、静かにしようと努めている。というより行楽地はどこも混雑しており避けている。


いつもの鶴見川から薬師池公園のコース。鶴見川では土砂の撤去作業をしている。梅雨入り前に川の流れを良くするためだがカワセミなどの野鳥や、水中の川魚にとっては厳しい環境変化に違いない。とはいっても昨今の想定外の豪雨を考えると治水優先もやむをえないようにも思うが、ドイツなどでは効率を優先した河川改修を抑え、河川復元を考慮した総合的治水の考え方があるというが、いまとなってはなかなか難しい

河川復元とは、本来の「川のシステム」を再生・健全化することを主目的とした事業です。河川復元を考慮した総合的治水の考え方は、治水と環境を統合的にかつ土地利用のあり方も含めて治水を行っていく方法であり、周辺の土地利用など社会的条件を考慮しながら、自然復元力すなわち川自ら自然状態へ戻ろうとする力を活かしながら実施することが重要です。このような取り組みは、都市公園・緑地事業、河川事業、港湾事業等の所管事業を通じて進められています。


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鶴見川

鶴見川体積土砂の撤去作業

ピンクは夕化粧、黄色はコメツブツメクサ

川底に自然に生えたオニグルミや柳なども大きくなってきた

薬師池公園

蓮池の大賀ハスも新芽が大きくなってきた

毎日伊豆長岡から運ばれてきた天然温泉が用いられている足湯。帰りは満席になっていた

コゲラがいた

茅葺屋根の天辺には萱を抑えるためと雨漏り防止のため乾燥に強いイチハツなどを植える

自由民権の像。1998年造形美術家 三橋國民 制作。三橋氏は町田市名誉市民。1920年生まれ2018年死去97歳

鶴見川(帰り)


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